脱サラとは?失敗しない手段とおすすめの仕事を解説【脱サラ経験者100人のアンケート付き】

・脱サラを成功させるコツが分かります。
・脱サラにおすすめの職種を知ることができます。
脱サラを失敗した後の選択肢が具体的に分かります。
脱サラ経験者100名からのアドバイスが手に入ります。

今の仕事に満足がいかない、将来に不安がある。そんな思いをお持ちでしょうか。

本記事では、受講者様の脱サラ実績も豊富にあるアントレカレッジが脱サラの意味や成功のコツなどを徹底的に解説します。

また、後半では脱サラ経験者100名を対象にした調査の結果を発表しています。脱サラを成功させるコツや後悔しているのかなど、参考になる情報ですので最後までご覧になっていってくださいね。

この記事の監修者
合同会社 芙蓉宅建FPオフィス 代表 大野 翠大野 翠
合同会社 芙蓉宅建FPオフィス 代表
FP歴11年。保有資格は、2級FP技能士・宅地建物取引士。
お金と不動産の資格・キャリアを生かし、年間240本超の専門記事執筆を行っている。この他の業務として、個人向け法人向け金融不動産コンサルティング、セミナー企画運営、宅建士およびFP技能士の資格取得講義も年間を通じて行っている。
目次

脱サラのメリット5選

脱サラのメリット

まずは脱サラをするメリットを5つ紹介します。

自分に合った働き方をすることができる

脱サラをすることで自分に合った働き方ができます。脱サラにも様々な働き方があります。このような数ある選択肢の中から自分に合った働き方を選べるのです。

・法人を設立して経営者となる
・個人事業主として店舗をもって事業を行う
・フリーランスとして在宅で仕事を行う

収入を調節しやすい

脱サラ後の収入には上限がありません。成果を出した分だけ収入は上がります。

一方、少ない時間で一定の収入を上げることもできます。週に3,4日で必要な収入を得て、残りは私生活を充実させる働き方も実現できます。これも会社員にはない魅力の1つです。

人間関係によるストレスが少ない

会社員は社内の人間関係がストレスになることがあります。組織にいる以上、人間関係は避けられません。一方、脱サラをしたら人間関係に悩まされること減ります。起業する場合、一緒に仕事を行う人を選べます。

また、フリーランスであっても依頼主を選べるため、嫌な人間関係を無理やり続ける必要がないのです。

時間の使い方が自由

脱サラ起業すると時間の使い方が自由になります。働く時間が選べる脱サラ起業では以下の働き方が可能です。

・子どもの送迎を優先する
・自分が集中できる時間帯に仕事を行う
・仕事を前もって行い、長期連休を作る

経営全体の知識を得ることができる

会社員は部署ごとに仕事が固定化されています。そのため仕事を一面的にしか知ることができません。一方、脱サラ起業すると商品開発から利益発生まで全ての工程に携わることができます。仕事の全体像を理解することで知識が深まり、スキルアップへ繋がります。

脱サラのデメリット5選

脱サラのデメリット

次に脱サラのデメリットを5つ紹介します。

関連:脱サラで後悔しやすいポイント10選!成功のためにするべきこととは

収入が安定しない

会社員は業績に関わらず一定の収入を得られます。しかし脱サラ後は業績が収入に直結します。月によって収入が変化することが多いです。

大口の取引先が倒産したり、継続して仕事を受けていた依頼主からの依頼が途絶えたりすると、収入はその分減少します。安定収入がほしいならば、脱サラは難しいでしょう。

必要な手続きが増える

会社員は税金や社会保険料の納付、年末調整などを自身で行う必要はありません。しかし脱サラ起業後は確定申告や税金の納付などを自分でしなければなりません。

他にも各種機関への手続きが多く、今まで触れる機会が無かった知識も取り入れる必要があります。仕事に直接関係しない知識も学ぶ必要があるのです。

全てが自己責任になる

会社員はミスをしても最終的には会社の責任です。一方で、脱サラ起業後は全て自己責任になります。ミスが直接的に事業に影響することも少なくありません。

将来受給できる年金が少ない

脱サラ起業すると受給する年金が、会社員よりも少ないです。退職金もないため、将来の資金計画を立てなければなりません。

そこで経営者の退職金代わりとなる「小規模企業共済制度」や私的年金である「個人型確定拠出年金(iDeCo)」の活用を考えましょう。これらは、将来に対しての備えとなり、節税にも繋がります。

起業当初は信頼性が少ない

脱サラ起業当初は社会的信用が少ないです。そのためローンやクレジットカードの審査で苦労することがあります。ローンを組むのにも、会社員の場合、源泉徴収票1年分で済むことが多いです。一方で、経営者の場合、3年分の確定申告書の控えを求められることもあります。

また、審査前から却下されることもあります。脱サラ後は事業者として実績を積む必要があります。

メリット・デメリットを把握して、なお脱サラしたいと思うのであればすぐに行動しましょう。【 脱サラしたいだけでは危険?失敗しないための準備を解説 】にて失敗しない脱サラの準備方法を記載したので、ぜひご覧ください!

脱サラにおすすめの仕事5選

脱サラにおすすめの職種

脱サラ後にどんな事業をするか悩んでいる人もいるでしょう。ここでは脱サラにおすすめの職種を5つを紹介します。

オンラインビジネス

オンラインビジネスとは、Webライターやブロガー、ネットショップの運営など、インターネット上で可能なビジネスです。初期費用が少なく、在宅での起業も行いやすいため、固定費もかからないことがメリットです。また、副業起業もしやすいです。

Web系職種

技術系職種はデザイナーやプログラマーなどを指します。これらの業種は、前職の経験やスキルや活かせる点がメリットです。人脈から仕事を得やすいという特徴もあります。

飲食店

脱サラ起業で人気の職業の1つが飲食店です。特別な知識が無くても開業が可能である、参入のしやすさが特徴です。また、他の飲食店との差別化がしやすいというメリットもあります。一方、店舗ビジネスなので初期費用・固定費が発生する点に注意が必要です。

脱サラして飲食店を開業する手順については、他記事で詳細に解説しました。今後、飲食業で独立したい方はぜひご覧ください。

農業

地方や郊外で農業をする選択肢もあります。地方移住の場合、空き家を活用して安く賃貸ができます。そのため、生活費が大減少するメリットがあります。一方、体力仕事であり、収入にも波がある点は注意しましょう。

自治体によっては、就農支援プログラムが提供されています。農家に興味がある方は支援制度を活用しましょう。

他記事にて脱サラ後に農家になるメリットや失敗しないコツをまとめました。給付金制度についても解説しているので、ぜひご覧ください!

フランチャイズ

脱サラ後にフランチャイズで起業することもおすすめです。フランチャイズで起業することによって、有名企業の経営ノウハウや充実した研修制度を活用できるため、仕事をしながら成長が可能です。さらに有名企業の看板を掲げているため、起業当初から集客もしやすい点も魅力です。

さらに脱サラにおすすめの業種が知りたい方は、下記2つの記事がおすすめです。

脱サラ後に何をすればいいすれば良いのか分からない人向けの記事

脱サラ後のおすすめ職種を知りたい人向けの記事

脱サラを失敗しないための手順7つ

脱サラの手順

脱サラは事前に準備を行うことが成功のコツです。ここでは脱サラを成功させるため、退職前にやっておくべき7ステップを解説します。

脱サラのゴールを決める

脱サラ前にゴールを決定しましょう。会社員が嫌で脱サラする人もいますが、脱サラ後の目標が明確でなければ成功はできません。脱サラ後の目標を決めることで今後の方針が固まります。

なお、脱サラ後に個人事業主として起業するのか、法人立ち上げをするのか等の選択肢があります。下記にて、それぞれの方法を解説しているので脱サラ後の目標が決まったらぜひご覧ください。

個人事業主で起業する方法について
一人で法人立ち上げをする方法について

事業計画を作成する

次に事業計画を作成しましょう。最初に決めるべきは何を・どこで・誰に・どのように提供するかです。そして売上や費用の見通し、従業員の有無、資金調達方法を検討します。

その後、この事業計画で繰り返しシミュレーションします。そうすることで、その事業で利益が出るのか否か、改善点はないかを確認できます。事業計画を改善していきましょう。

必要な知識を蓄える

脱サラ起業するには経営や会計など様々な知識が必要です。脱サラ後は勉強の時間がなかなか取れないので、脱サラ前に知識を身につけましょう。

独学でも知識を得ることは可能ですが、起業セミナー・スクールに通う選択肢も有効です。単日から数ヵ月のものまで選択肢があるため自身に合った講座を選びましょう。

人脈を構築する

脱サラ起業では人脈が重要です。人脈があると以下のような利点があります。

・新しい仕事に繋がる可能性がある
・情報の共有ができる
・躓いた際に相談ができる

脱サラ前から人脈の構築には力を入れましょう。また脱サラ後、現在の職場の人脈が活きることもあります。他にも起業セミナーや起業者の交流会への参加で人脈を形成することができるため、積極的に参加しましょう。

起業資金を蓄える

現在はIT起業や0円起業など、小資金での起業が可能となっています。しかし、当面の運転資金など、最低限の資金は必要です。開業費用に加えて、6ヵ月分の生活費を用意できると良いでしょう。

競合調査をする

脱サラ起業の前に競合調査は必須です。競合他社の強み・特徴を挙げましょう。その強みの中で、自社に取り入れることができる部分を導入し、事業計画を改善します。

USPを正しく理解することの価値

USP(Unique Selling Proposition)は、自社の強みを表すマーケティング用語です。

起業 成功 例 USP

USPの各項目について
・独自性(Unique):自社にしかできないこと・他社に真似ができないこと
・売り(Selling):顧客の心を強く揺さぶる魅力的な提案であること
・提案(Proposition):顧客に対する価値の提案であること

USPが明確なほど、競合との差別化が容易になります。下記のフレームワークは自社のUSPを明確にするためのフレームワークです。ぜひご活用ください!

4P分析 – 「売る側」の視点

4P分析は「売る側」の視点で、商品やサービスの強みを明確化させるためのフレームワークです。

起業 成功 例 4P分析

4つの視点から商品・サービスの強みを明らかにしてUSPを生み出します。

4C分析 – 「買う側」の視点

4C分析は「買う側」の視点で、商品やサービスを購入するメリットを明確化させるためのフレームワークです。

起業 成功 例 4C分析

買い手への価値提案を中心に考えるフレームワークで、USPの「提案(Proposition)」を考える際に役立ちます。

退職のタイミングを決定する

脱サラのタイミングについては、円満に退職できる時をおすすめします。会社の人脈が今後の事業に関わる可能性があるためです。円満に退職するためには、繁忙期を避けることは必須です。また、引継ぎ等が滞りなくできる程度に早めに申し出ましょう。

また、脱サラを成功させるには、実際に成功した人たちが何をやったのか分析して要因を理解することが一番です。【 脱サラの成功例5つを紹介!成功理由を知ることが独立への近道です 】 にて5人の脱サラ成功者の分析を行いましたので、ぜひご覧ください!

脱サラの注意点7選

脱サラの注意点

決して簡単とは言えない脱サラにおいて、何の戦略もなしに事業を開始してはいけません。ここでは脱サラを成功させるための注意点として7点を紹介します。

副業も視野に入れる

脱サラ前に副業で始める選択肢を視野に入れましょう。仮に事業に失敗したとしても本業の収入源を持てるからです。事業に失敗しても生活が大きく崩れることはありません。

また、副業起業で自分がその事業に向いているのかを確認できます。副業で向いてないと感じた場合、会社員を続ける選択ができます。

小資金で起業する

脱サラして事業を立ち上げる際は、小資金での起業をおすすめします。最初からお金をかけすぎると、失敗した時に負債を抱えるリスクがあるからです。

また、現代は1円起業やIT起業など、小資本での起業がしやすいです。低コストで起業した場合、失敗時の被害も少なく、社会復帰もしやすいです。小資金で起業をして、軌道に乗ったら徐々に事業を拡大しましょう。

入念に起業準備を行う

起業で失敗しないため入念な起業準備が必要です。脱サラ前に事業計画を決めましょう。具体的には以下のような点の決定です。

・事業の目的は何か
・事業のコンセプトは何か(商品・ターゲット・提供方法等)
・競合他社の状況や自身の強み
・店舗計画
・販売及び仕入計画

他にも経営や会計など必要な知識を蓄えることも重要です。脱サラすると決めてすぐ会社を辞めるのではなく、焦らずに準備をしましょう。

自分の得意・不得意を知る

良い事業計画を立てるために得意・不得意は正確に把握しましょう。得意分野を知ることでUSPの発見につながります。そこから他社との差別化を図ることもできます。また、自分の苦手分野を知ることでその分野を補う人材の確保や専門家への依頼も可能となります。

人脈を整理する

脱サラで会社を辞める前に人脈を整理しましょう。仕事を発注してくれたり、情報共有してくれるなど、脱サラ後に人脈が役立つことも多いです。起業後も長い付き合いとなるような状況を作っておくことが大切です。

脱サラ費用や資金調達の方法を確認する

脱サラ起業する事業によってはまとまった資金が必要なこともあります。自己資金で起業するのが理想ですが、難しい場合は資金調達の方法を確認しましょう。

創業時の融資以外にも、補助金や助成金、クラウドファンディングなどの選択肢があります。それぞれの特徴を理解して資金調達方法を選択しましょう。

起業後も学び続ける

現代は時代の変化が速いです。脱サラ起業後も学び続けることが成功の秘訣です。起業時の知識で学びを止めてしまっては、時代の流れに置いていかれるでしょう。脱サラ起業はゴールではなくスタートであるという意識を持って、日々学びに励みましょう。

関連:脱サラして幸せになる人と不幸になる人の違いとは?

脱サラに失敗した後の選択肢

脱サラに失敗した後のフローチャート

脱サラが必ずしも成功するとは限らないので、脱サラ失敗後の選択肢についても考えましょう。

ちなみに、脱サラの失敗原因は5つの絞られます。【 脱サラに失敗する5つの理由|今からできる脱サラ成功の準備とは 】にて原因と解決策を解説しましたのでご覧ください。

再び起業する

脱サラ起業に失敗しても、再び脱サラ起業をするという選択肢もあります。1度脱サラ起業をしたことで、経験値が蓄積された状態で起業できます。2度目の起業で成功した経営者も多いです。

ただし、資金・働き方の面で不安定な時期が長期化します。この点も考慮した上で、再起業の選択肢を検討しましょう。

再就職する

1度起業に失敗したら再就職する選択肢もあります。その後は再就職先で働き続けるか、再び起業をするかを決めましょう。再起業に向けてスキルを育てながら給料をもらうことができることがメリットです。

ただし、会社員の生活に忙殺されて脱サラ起業に再び取り組めなくなるかもしれません。もし起業を成功させたいなら、長期的な計画を立てた上で再就職をしましょう。

脱サラ経験者100人へのアンケート結果を発表!

脱サラとは 100人 アンケート

実際に脱サラを経験した方への意識調査を弊社独自で行いました。これから脱サラしようと考えている方にとっては価値のある情報です。ぜひ、参考にしてください!

脱サラは成功?失敗?

実際に以下の条件で脱サラ経験者100人に脱サラが成功だったか、失敗だったかを独自調査しました。

脱サラとは 成功 失敗

脱サラを成功したと考える人は78%、失敗したと考える人が22%です。脱サラを後悔している人は少ないことが分かります。

何歳で脱サラしましたか?

次に何歳で脱サラをしたのか聞きました。脱サラのタイミングを考える際の参考にしてください。

脱サラとは 年齢

就職してすぐの20代で脱サラをしたいという人も多いことが分かります。20代での脱サラについては詳細に手順を解説している他記事があるため、ご参照ください。

脱サラ経験者100人に聞いた!「脱サラの理由は?」

脱サラのゴールと同様に、脱サラする理由も明確にしましょう。ここでは脱サラ経験者100人に脱サラをした理由を聞いてみました。

(全回答は掲載できないため、一部を記載します。全内容を知りたい方は下記ファイルをダウンロードしてください!

脱サラ経験者100人アンケート ダウンロード

脱サラした理由は?
会社勤めより稼げるようになると思ったから
当時の経営者の会社経営の方針に疑問点が多かった
友人と米農家をやろうという話になり、農業で脱サラした
自分ひとりの力を試してみたかったのと、もっと自由に仕事をしたかった
会社にいる上司のようになりたくなかったから。一度転職しましたが、結局どこの会社も一緒でした。会社のために一生を捧げ、年収は1000万円にも満たない。一度きりの人生なので自分の思うように生きようと思った
自分の成長の場を新しく求めた。加えてもうこの会社に未来はないとも思ったからこそ離脱がベストと判断した。
リーマンショックの影響で勤めていた会社もダメージ受けた時に先々の事を考えるキッカケになりました。そこで、どうせなら体が動く内にやりたい事をやろうと思った
人に使われるのが嫌になり何か自分でしてみようと思ったから
会社の組織に嫌気がさしたから
今まで仕事に区切りがついたから
うつ病を発症し、休職期間満了で辞めざるをえなかった。
夫が以前から夢だったペンション経営をするために早期退職したから
早期退職が可能となったことで、せっかくの人生、やりたいことをやってみたいと思ったので。
運送業に勤めていましたが、自分で運送の流れがイメージできたので自分で新しく物流業を立ち上げたいと思った

脱サラ時に最も大事なことは?

脱サラ経験者へ「脱サラ時に最も大事なこと」を質問しました。脱サラ時に大事なことについて、脱サラ経験者から学びましょう!

(全回答は掲載できないため、一部を記載します。全内容を知りたい方は下記ファイルをダウンロードしてください!

脱サラ経験者100人アンケート ダウンロード

脱サラする際に最も大事なことを1つ挙げるとしたらなんですか?
仕事を発注してくれる取引先を確保しておくことが、重要だと思います。
自己評価を正しくできること
興味あることを見つけ、そのことについてある程度把握しておくこと。ネガティブな退社ではなく、ポジティブな退社と思わせる方が良い。
横の繋がり。とにかく顔を広くしておく事。
決断していても実行しないと意味がありませんし形になりませんので、実行力です。
独立してもすぐには稼げないため当座の生活費を貯金しておく
次にやりたいこと、やるべきことを働いている最中に見つけておくこと。辞めてから見つけると、その分時間とお金を無駄に浪費する。
最も大事なことは勢いだと思います。準備が完璧になるのを待っていると必ずタイミングを逃してしまいます。仕事を辞めたって死ぬわけではない。
脱サラ後の職業を安易に考える事なく、寧ろ悲観的な将来的見通しで入念に考える事。
脱サラ後の金銭的な生活設計を必ず立てておく。
あらかじめ一定の顧客を確保する
とりあえず、最初の一歩を踏み出すための準備をすることです。明確に何をするのか決め、その道筋を決め、準備をしてからサラリーマンを辞めました。
家族や恋人など、親しい間柄の人には相談しておくべきです。
自分が生き延びるために何が最善か考えること。

脱サラ経験者100人に聞いた!「脱サラ前にすべきだったことは?」

ここでは脱サラ経験者へ「脱サラ前にすべきだったこと」を質問しました。脱サラを失敗する前に、経験者からやるべきことを学びましょう!

(全回答は掲載できないため、一部を記載します。全内容を知りたい方は下記ファイルをダウンロードしてください!

脱サラ経験者100人アンケート ダウンロード

「脱サラ前にやっておくべきだった」と脱サラ後に感じたものは?
計画的にある程度の資金の確保をしておけば良かったと思います。
少なくてもいいので、別の収入源を確保しておくこと。
会社員であるうちにもっと多くの人脈を作っておくべきだったと感じた
貯金と、一日の生活時間の配分を決めておくこと。仕事を辞めて自由になった途端、時間の使い方にルーズになるから。
結局感じたのは、もう少し早く脱サラしておけばよかったということです。若ければ若いほど失敗ができる。年をとって結婚すると、準備はできたとしてもしがらみが大きくなってしまいます。
脱サラ時は、「早くやめたい」や「起業の初期投資」など脱サラ後の生活の確立に追われていて手が回らなかったのですが、脱サラの原因となった上司の悪行を白日のもとに晒す準備もしておくべきだった。
転職にせよ自営業にせよ、前職の段階で出来れば副業として動いておいて、ある程度の収入の見通しを立てておくべきです。
技術面で分からない事を脱サラ前に沢山聞いておけばよかったです。
ブログやsnsでの集客。
税金関係の知識をもっと勉強しておくべきだったと思います。
隅を突く様な詳細なリサーチ
失職手当をもらうことを想定して期間を空けて再就職するべきだった。
法律の勉強。病んでいたが生活があったので必死で働いたが、休業手当てなどあることを後から知った。
業務委託契約数を増やしておけば良かった。

まとめ

決して成功率が高いとは言えない脱サラ起業で成功するには、事前の準備や成功のポイントを抑えることが非常に重要です。

当記事では、脱サラの特徴や成功のために行うべき準備、脱サラにおすすめの職種などを解説しました。

当記事を参考にして、脱サラをより現実的なものにしてみてはいかがでしょうか。

合同会社 芙蓉宅建FPオフィス 代表 大野翠さんからのコメント
昨今の日本では長寿高齢化が目まぐるしく進んでいます。会社員で定年を迎えても、その後も働き続ける時代になるかもしれません。そうなった時にはじめて会社員以外の道を模索するよりも健康で長く自分らしく働くために、早い段階で脱サラを検討してはいかがでしょうか。将来的な起業のため、今の職場を経営者の立場になって観察してみるなど少し視点を変えて物事を見ることで新たな発見もあります。脱サラは、生涯現役で自分らしい人生のために大きな一歩になるのではないでしょうか。