「脱サラしたいけれど後悔もしたくない」と考える方がいます。
脱サラで後悔する人に多いのが「理想だけで脱サラしている」です。脱サラで後悔しないためにも、理想だけでなく現実を理解しましょう。
本記事では、脱サラで後悔しやすい点を10個お伝えします。
脱サラで後悔しやすいポイント10選
脱サラで後悔する人は何に後悔しているのでしょうか?早速、10ポイントを見ていきましょう。
収入が不安定になった
脱サラ後は基本給がなくなり、収入が不安定になります。仕事がなければ収入がないのと同義です。
そのため、会社員のように安定収入がほしい方は脱サラで後悔しやすいです。
社会保険や税金の負担が大きかった
脱サラ後は、社会保険料や税金を収入から支払います。一方で、会社員はこれらを引かれた状態で給与が振り込まれます。
そのため、脱サラ後は社会保険や税金の負担が家計を圧迫する場合も多いです。利益から税金等を支払った後の額が会社員の手取りと同義という意識を持ちましょう。
事業計画通りにはいかなかった
事業計画では成功する計算であっても、実際の事業で成功する訳ではありません。予期せぬ事態から事業が失敗する可能性もあります。
中小企業庁のデータによると、5年で20%の企業が倒産しています。それだけ理想通りに上手くいかない人がいることを留意しましょう。
事務・経理の仕事が多かった
脱サラすると、事務や経理の仕事も自分で行う必要があります。雑務に捉えられがちですが、軽視すると大事な手続きを忘れるなど致命的なミスにつながる可能性があります。
そのため、自身の事業内容以外の仕事を行う必要がある点に留意しましょう。
全て自己責任になった
会社員は会社が守ってくれますが、脱サラしたら全てが自己責任です。たとえ家族の病気等の場合でも自分で責任を取る必要があることを留意しましょう。
経験やスキルが足りなかった
経験やスキルが足りないまま脱サラすると成果が出ずに後悔する場合があります。
そのため、会社員時代に必要な経験・スキルを身につけ、脱サラを行いましょう。焦って計画性のない脱サラをしてはいけません。
社会的信用度が下がった
脱サラすると社会的信用が低下します。その結果、クレジットカードやローンの審査に通らなくなる可能性が生じます。
審査が必要な場合、可能な限り社会人時代に行うことがポイントです。
初期資金が不足した
初期資金が足りないまま脱サラして早々に資金が尽きてしまうことがあります。
どんな事業でも、ある程度の資金は必要です。創業当初は赤字が続くことを見越して、3~6ヶ月分の運転資金や生活費を用意しましょう。
職種選びを誤った
好きなことで起業したい方は多いですが、おすすめはしません。好きなことが事業として成立するとは限らないためです。
「好きなことで脱サラしたが需要がなく失敗した」とならないためにも、綿密な業界・業種選びが重要です。
失敗して負債が残った
起業当初に多額の借り入れを行ったのにも関わらず、事業に失敗した方も多いです。借り入れは失敗後のリスクになるため、低資金・自己資金で起業することをおすすめします。
また、どんなに低資金の起業でも脱サラ起業はリスクのある行為です。入念な準備をして、脱サラを成功させましょう。
まとめ
当記事では、脱サラした起業家が後悔しやすいポイントを10つ解説しました。脱サラで後悔しないためには、理想だけではなく、脱サラの現実を知ることが必須です。
脱サラを成功させるために副業から始めるなど、リスク削減がおすすめです。脱サラを成功させたい方は、脱サラコンプリートガイドをぜひご覧ください。