女性起業は「4つのポイントを守るだけ」で成功できることをご存知でしょうか。
その4つは以下です。
- 起業の目的やビジョンを明確にする
- 取り組む分野について勉強する
- 支援体制を構築する
- 様々な情報チャネルを活用する
この4点を守ることで、他の女性起業家とは差別化した事業を始めることができ、結果として高収益なビジネス展開が可能となります。
ネット上に溢れる女性起業の成功法は表面的なものも多く、実践しても効果を感じられないことも多いでしょう。
そこで、女性起業を成功させたいあなたのために確実な起業方法と女性起業家向けのアイデアをお伝えします。
なお女性起業以外の起業方法を知りたい方は、起業コンプリードガイドをご覧ください。
- 経営の知識不足で失敗する人が多い
- 大事なのは「起業の支援体制」を整えること
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女性起業は5年間で1.5倍
コロナ禍でのテレワーク・リモートワークや在宅勤務の拡大は、女性が自宅にいながらの活動や家事・育児との両立がしやすい風潮を作りました。
そんな中で、起業を志す女性が増えています。
東京商工リサーチのデータによれば、女性社長(起業家)は5年間で1.5倍にまで増加しています。
実際に数多くの成功事例が各種のメディアで報告されており、自宅で個人事業主として起業して利益を拡大させ、法人化を果たした女性起業家もたくさんいます。
ロールモデルとなる女性経営者も増えているので、女性にとっても起業しやすい時代になっていることは間違いありません。
女性起業の成功ポイント4選
これから起業を志す女性が成功するために必要なポイントは、下記4点です。
- 起業の目的やビジョンを明確にする
- 取り組む分野について勉強する
- 支援体制を構築する
- 様々な情報チャネルを活用する
女性起業の成功ポイント1:起業のゴールを明確にする
新たに事業を開始する際、第一に設定しておくべきなのが「起業のゴール」です。
いわば、事業を展開する上での羅針盤ともなるものなので、このステップは非常に重要なものとなります。
ゴールがなければ「どこに」「どうやって」「どれくらいの速度で」向かえばいいのか分からないからです。
例えば「最短距離でセミリタイアしたい」というゴールがあるのであれば、起業して会社を育てバイアウト。キャッシュで1億円を貯め、プライベートバンクの開設…といった流れが定石です。
こういったゴールがなければ、どんな分野に参入すべきなのか、いつ辞めるのかなどがわかりません。
また、自分が起業する目的、提供したい商品やサービスの分野と種類、想定する顧客層、将来的な収益目標などを、しっかりと定め、明確化することが必要です。
女性起業の成功ポイント2:取り組む分野について勉強する
起業する際には、これまで自分が培った経験やスキル、人脈などを活用することが大きなポイントとなります。いきなり未経験の分野にチャレンジするよりも、失敗のリスクを少なくすることができるためです。
ただし、自分に経験や親和性がある事業分野であっても、事前にその分野や事業についてしっかりと確認し、情報収集を行うなど、十分に勉強することが必要です。
自分の取り組む分野が本当に将来性や収益性があるのか、スキルを活かせるのか、顧客に受け入れられる市場なのかなど、研究課題はたくさんあります。
市場の潜在ニーズを理解し、そのニーズに答えられるような事業を組み立てることが成功への一歩です。
女性起業の成功ポイント3:支援体制を構築する
起業後、子育てや家事と両立したいという女性も多いのではないでしょうか。後述する公的な支援制度もありますが、やはり身近な場所に支援体制を構築しておくと女性起業家として活躍する基盤を構築できます。
支援体制といっても大袈裟なものではなく、困ったときに頼れる人や助言を求められる先生のような存在があるだけで構いません。
当スクールでも受講者様同士の繋がりや講師陣が持つ人脈の積極的な提供をしており、起業初心者の方でも結果を出すまで走り切れる支援体制を整えています。
女性であっても男性であっても、起業すればある程度の精神的プレッシャーがあります。また、様々な悩みや戸惑いなどにも直面します。
そうした際に、状況を共有し、サポートしてくれたり、アドバイスを届けたり、苦労を共にしてくれる理解者が多いことは非常に心強く、また大きな力となります。
女性起業の成功ポイント4:様々な情報チャネルを活用する
IT化が進んだ現代社会では、ある程度のITリテラシーが必要となります。
また、開発した製品やサービスの販売を拡大するためには、インターネットをベースとした集客が必須アイテムとなっており、SNSも有効な集客ツールとなっています。
講師・菅野が中でも注目するのは「つじ田」というラーメン屋。
コロナ禍で飲食店の多くが経営難に陥る中でもYouTubeチャンネルを開設したり、Uber Eatsなどのデリバリーアプリに参入したり、ネット活用の可能性にいち早く気付いていました。
現状、起業する際にWEBやSNSマーケティングについての知識は必須だと言えます。
下記の統計をご覧ください。
典拠:若年層のSNS利用、男女差が現れたのはFacebookとInstagram。年代差が現れたのはTwitter【Quark tokyo調べ】
多くのSNSにおいて利用者は女性の方が多く、女性という立場だからこそ、SNSを活用したマーケティングが行えるということが分かります。
女性の起業を支援する制度
ここからは女性の起業を支援する助成金制度などについてご紹介します。
女性起業の支援制度0:まずは「身の丈経営」から始めましょう
とは言うものの、講師の菅野・中村は受講者に「身の丈経営」を推奨しています。
つまり、今自分が持ちうる資金で起業するということです。
助成金ありきで起業すると失敗した際に負債を抱えてしまうリスクもありますし、何よりもアントレカレッジ では少額資金で起業を成功させた事例がたくさんあります。
シンガポールで講師2人のコンサルを受けた森崎さんは予算100万円という枠内で初心者ながらも連続海外起業を行い、実績を出されています。
上記の実践例は私たちが提供している無料セミナーで詳しく解説していますので、ぜひご参加ください。
女性起業の支援制度1:女性、若者/シニア起業家支援資金
政府系金融機関である、日本政策金融公庫が行う支援です。
女性か、35歳未満あるいは55歳以上で、新たに事業を始める場合か、事業を開始後概ね7年以内の人が対象となります。
資金の使用目途は、新規事業立ち上げの際、または事業開始の後に必要となる資金で、融資限度額は最大7,200万円(うち、運転資金部分は4,800万円)と、かなりの高額支援が期待できます。
詳しくは同公庫の「女性、若者/シニア起業家支援資金」を参照してください。
女性起業の支援制度2:創業・第二創業促進補助金
創業促進補助金は、新規事業を起こす際の創業プランに対して支援する補助金で、各地方自治体が運営しています。
補助率は事業総額の2/3で、補助金額は100万円~200万円以内です。
第二創業促進補助金は、新規事業を起こした後の新たな事業や新分野への展開拡大プランを支援する補助金です。
補助金額や条件は上記の創業促進補助金と同等ですが、既存の事業を廃止する際には、廃止費用として800万円の補助が受けられます。
地域ごとに現在活用可能なものついては、「補助金ポータル」を参照してください。
女性が起業する際にお勧めのアイデア15選
女性が具体的に起業を志す際におすすめのアイデアや職種についていくつかの例を挙げました。自分のスキルや経験を加味しながら、マッチしそうなものを見つけてください。
女性起業のアイデア1:インターネット系
1. アフィリエイト
アフィリエイトは、ネット系ビジネスとして普及・定着している手法のひとつで、自身のブログやSNSに企業の広告を掲載し、ユーザーが商品を購入したら手数料が得られる仕組みです。
多くの利用者に認知されるまで一定の期間が必要ですが、女性起業でも問題なく取り組めます。
2. ドロップシッピング
ネット上にショップを開設して注文を受けるものですが、商品はメーカーなどから購入者へ直接発送されます。アフィリエイトや通常のネットショップと異なり、在庫を抱えず「受注・発注」のスタイルとなります。
3. 物販、せどり
「鉄板」ともいえるビジネス手法です。商品を安く仕入れて高く売るだけの単純なビジネスモデルですが、最近では無料で安心して出品できるメルカリやヤフオクなど、ネット上のプラットフォームが充実しており、安心して取り組めます。女性にも日用品や被服など、親和性が高い分野といえます。
経験ゼロから起業するのであれば、成功確率の高い物販事業はおすすめです。当スクール独自のマニュアルと講師からの手厚いサポートで安心して取り組めます。
ぜひ、気になる方は物販事業などを詳細に解説したセミナーにご参加ください。
4. ライティング・翻訳・通訳
文章を書くスキルやセンスがあればライティングや翻訳・通訳で稼ぐ方法があります。
クラウドワークスやランサーズなど、大手のクラウドソーシングサービス系プラットフォームを活用すれば、数多くの案件が募集されているので、かんたんに仕事が見つかります。
英語をはじめとする外国語能力があれば、それを活かして翻訳や通訳サービスを提供することが可能です。特に高学歴の女性で、学生時代や社会人時代を通じて一定の外国語レベルを習得した人には適した起業分野だといえます。
女性起業のアイデア2:美容・癒し系
5. ネイリスト
ネイル(爪)ケアやネイルアート、また「つけ爪」などの施術をおこなう専門分野の仕事で、女性の起業に適しています。特に公的な資格は必要ないため、美容系の仕事の中では女性が目指しやすい起業分野ですが、一定のスキルを身につけるために技術を習得することが必要です。
6. ヘアメイク
ヘアメイクは、利用者の趣味や意向、また細かいシチュエーションなどを考えながら、利用者の服装や全体の雰囲気に合わせてメイクアップやヘアセットを施す仕事です。
最近では男性も多く進出していますが、繊細な感覚を持つ女性起業家に適した職種です。
7. 美容アドバイザー
ビューティーアドバイザーとも呼ばれ、一般的にはショッピングモールや百貨店、また専門店やドラッグストアなどで、お客様のメイクや美容関連のアドバイスを行う仕事として広く知られている起業分野です。この分野での業務経験やスキルを活かし、専門家として起業する女性も多くいます。
8. エステティシャン
利用者に対して、肌や体型の悩みなどを確認した上で、フェイシャルケアやボディケア、脱毛など、様々なアドバイスとカウンセリングを実施し、利用者をより美しく健康に導く仕事です。
こちらも女性特有のセンスと美意識が求められる分野で、公的な資格は必要ありませんが、信頼されるスキルと経験が求められます。
9. アロマセラピスト
自然界の植物から抽出されたエッセンシャルオイル(植物性香油)を使用し、アロマテラピー(芳香療法)を行う仕事です。
主に、アロマの香りから得られるヒーリング・リラクゼーション効果を活用し、心身ともにリラックスさせ、ストレス解消や、さまざまな身体の不調を改善させることをサポートします。繊細な感覚に優れる女性の起業分野として適しています。
女性起業のアイデア3:自宅教室
10. 着付け
お客さまから依頼を受けて、結婚式や各種パーティ、その他の様々な慶弔事の際に、それぞれ目的に合わせて日本伝統の女性の着物を手早く、そして美しく着付ける仕事です。
それぞれの状況に合わせ、臨機応変に着付けの対応を行うための技術が求められます。女性特有の仕事分野であり、高度な専門スキルを身につけていれば、専門家として起業も可能です。
11. 料理
料理に関する仕事は広範です。関連する資格をみても、公的資格である調理師や栄養士・管理栄養士から、フードコーディネータなど、50種類以上もあります。こうした資格や経験を活かし、料理に関する仕事で起業する女性は数多くいます。
さまざまな創作料理アイデアを活かし、また最近のコロナ禍を利用して、出張・派遣型の料理サポートなど、活動の幅は広がっています。
12. ベビーケア
赤ちゃんをケアする分野の仕事です。公的な資格の代表としては保育士があり、活動の場としてはベビーシッターや乳母(ナニー)、ベビーセラピスト、また関連製品の提供など、様々な業務分野が挙げられます。
この分野は、出産・育児を実際に経験した女性に最も親和性があります。
13. 子育てカンウセラー
特に若い母親に多くみられる、育児に関する様々な悩みやストレスを解消するための手助けをする仕事です。
専門の教育機関や資格もありますが、先行き不透明な社会・経済環境にあって、生活に追われながらも子育てと葛藤する女性に対するカウンセラーとして、自分の経験を活かして事業化し、収入に結びつけることも可能です。
女性起業のアイデア4:ショップ、カフェ経営系
14. 各種のショップやカフェ経営
ショップ経営については、最近ネットショップが普及しており、無料で開店できる大手のプラットフォームも多数あるので、日用品や女性服など、身近な商材を展開してショップ展開している女性は多数います。
また、ネットショップではなく、リアル型ショップとして、アパレル系や各種セレクトショップ、カフェなどを経営して収益化している女性も多くいます。ただし、リアルショップ開店にはそれなりの開業資金が必要となるので、資金手当てが必要となります。
女性起業のアイデア5:コンサル系
15. 社労士、中小企業診断士、FP資格などを活かしたコンサル系事業
公的な高度の専門知識分野の資格を活かし、コンサルタントとして活動する事業分野です。
弁護士や公認会計士など、非常に難易度の高い資格もありますが、社会生活上必要となる身近な資格である、企業の労務分野に対応する社労士、経営に関しては中小企業診断士、経理や財務面ではFPなど、プロ資格を活かして「士業」として起業することが可能です。
この分野は男女差も全くなく、優秀な女性起業家が多数活躍しています。
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女性が起業する際の注意点
最後に女性が起業するに当たっての注意点について解説します。次に挙げるような課題を認識することで、起業時に避けることができるはずです。
女性起業の注意点1:プライベートとの区別
女性は起業後も家事・育児・介護などと両立して働くことが男性と比べると多く、負担が大きいことが問題です。
先述の通り、起業にあたっては家族や親戚の理解、支援体制を整えることが、成功への道筋だと言えます。
女性起業の注意点2:経営・財務の知識不足
女性の起業家は、男性に比べるとやや経営や財務に関する知識に乏しい側面が挙げられます。
先ほどの表を参照すると、経営ノウハウや専門知識が不足していると感じている女性は多いのです。
また、下図をご覧ください。
女性が起業時に欲しかった支援として「同じような立場の人との交流の場」や「経営に関するセミナーや講演会」が高い値になっており、人脈とともに経営ノウハウの知識を支援として欲しいと感じている女性が多いことが分かります。
必要な支援が受けられる体制を構築しつつ、起業に向かうことが成功への一歩となるでしょう。
まとめ
テレワークや副業の推進、また男女格差の解消や、ジェンダーフリーへ向けた社会風潮を追い風に、多くの女性が社会進出や起業に向けて積極的に取り組んでいます。
その一方、まだまだ社会的な不理解による男女格差も残り、女性が起業を成功させるのはそう簡単ではありません。
こうした厳しい状況下ですが、この記事で取り上げたポイントや各種支援策、また問題点などを参考に、前向きに乗り越えて、女性起業家として将来の成功へ向けて進んでいただければ幸いです。