起業アイデアの見つけ方6例|成功企業はこうして事業を考えた

「起業したいけどアイデアが思いつかない」と悩む人は多いです。でも、コツさえ覚えれば起業アイデアを見つけるのは難しくありません。

本記事では、先輩起業家の事例をヒントに成功する起業アイデアの出し方を解説します。成功する起業アイデアを出したい人、起業アイデアを形にしたい人はぜひ読んでください。

良い起業アイデア見つけ方6例

良い起業アイデア見つけ方6例

成功した起業家がどのように起業アイデアを実現したのか、6つの事例を解説します。

事例1:経験や知識を活用

自分の知識や経験を活かし、消費者が求めるサービスで起業した事例があります。
株式会社コードミーの太田賢司氏は、香料会社で10年ほど開発に携わった経験を活かし、ITを活用したアロマサービスを提供して成功しています。

事例2:悩みを解決する

悩みや困りごとが起業アイデアにつながった事例もあります。
株式会社コンプの鈴木優太氏は、乱れた食習慣により体調不良になりました。その経験をもとに、人体に不可欠な栄養素を配合した完全食「COMP」を開発して注目されています。

事例3:レンタル・シェアリングサービス

持っている物や所有している場所を有効活用する起業アイデアで成功している事例もあります。
軒先株式会社の西浦明子氏は、販売業にチャレンジした際、短期で店舗スペースを借りられませんでした。その経験から、ちょっとした空間を店舗スペースに活用する「軒先ビジネス」や空いている敷地を駐車場に転用する「軒先パーキング」などの事業を起業し注目されています。

事例4:既存事業にITを活かす

既存の業界にIT技術を導入することで全く新しい起業アイデアが生まれた事例もあります。
株式会社カミナシ代表諸岡裕人氏は、家業の経営を手伝う中で紙ベースの記帳や集計でミスが起こることに気づきました。現場で感じた困りごとを起業アイデアにし、アプリを使ってペーパーレスを実現する事業を立ち上げて成功しています。

事例5:顧客に合わせて事業を変化させる

顧客の求めていることに柔軟に対応しながら起業アイデアを発見し事業を成長させた事例もあります。
株式会社旅工房は、一般的な旅行会社として事業を開始しましたが、旅先での思い出をもっと大切にしたいという顧客のニーズを発見し業態を大きく変化させました。現在はオーダーメイドの旅行会社という独創的な事業を展開し旅行者の支持を集めています。

事例6:とにかく起業アイデアをたくさん出す

多くのアイデアを出すことを習慣にしましょう。

ソフトバンク株式会社の創設者・孫正義氏は、毎日5分で1つの起業アイデアを書き出すことを続けました。その起業アイデアの中から「音声機能付き自動翻訳機」を発明し特許を取得しました。この事業は、最終的にソニーへ1億6,000万円という値段で売却されています。

頭の中で漠然としている起業アイデアは紙に書き出し「見える化」すると事業化しやすくなります。

今すぐ始められる起業アイデア2例

今すぐ始められる起業アイデア2例

最初から起業アイデアが軌道にのることは少ないでしょう。それで、小資金かつすぐに始められる方法で起業アイデアを実行しましょう。

コンテンツ販売

自分の知識や経験を活かしてコンテンツとして販売してみましょう。やがて、講師やコンサルタントとして起業できます。顧客の困りごとを解決する事業は、新たな起業アイデアの宝庫です。

クラウドソーシング

また、クラウドソーシングサービスでライターやサイト制作などを請け負って起業するのも良いでしょう。資金をためながら、市場のニーズを探れます。

まとめ

成功している起業家の実例から起業アイデアを生み出す方法を学べました。一度のチャレンジで、起業アイデアを成功させられる起業家は多くありません。
たくさんの起業アイデアを出すことを習慣にするなら、やがて成功する事業を見つけられるでしょう!