もし、あなたの会社が窮地に立たされ、大きな決断をしないといけないとします。
右か、左か。
この決断で会社の運命が決まります…
あなたはどうしますか?
それぞれの選択肢を精査し、比較し、どっちが良いのか、とにかく考え、悩むと思います。
でも、、気をつけてください。
この時、あなたの頭の中には、右か、左かの選択肢しか見えていません。
その2つの内「どちらが良いか?」だけを考えています。
しかし、僕らの経験則で言うと、大抵の場合は、右でも、左でも無く、正面をいくような全く別の道に答えがあったりします。
これが【第3の道】です。
利害関係が衝突するときも同じです。例えば取引先と、お互いの利益が相反する選択肢があったとします。
(1)の選択肢だと、A社は利益を多くとるが、B社は美味しくない
(2)の選択肢だと、A社は美味しくなく、B社は利益を多くとります。
こういう場面にあったことがある人も多いのではないでしょうか?
ここで、「ビジネスだからドライに利益を勝ち取らないといけない」と考えるのか
「この2つの選択肢じゃだめだ。お互いが最大の利益を得るためにはどうしたら良いのだろう」と考えるのかでは全く答えは違ってきます。
僕ら経営者は特に、いつでも第3の案を考える癖付けが必要です。
Win-Winの関係を続けるには、しばしばこの第3の案を考える力が求められます。
絶対に無理だろう、、と思うようなこともあると思います。
それでも、僕らは第3の案を探し続けなければいけません。そうしないと、長期的に見てビジネスはうまくいきません。
自分の会社も、取引先も、お客さんも、みんな利益を最大化できるように考えていきましょう。簡単に答えが出るものじゃありませんし、大きな改革が必要なこともあるでしょう。
それでも、追求する価値は大いにありますよ。あなたも是非、第3の案を探す癖をつけてくださいね。
それでは今日はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。