どうも中村です。
最近、大学生や20代前半の若い子から聞かれることがあります。
「将来の起業や経営に役立つようなバイトや就職先はありますか?」
確かに、何の知識もなくいきなり起業するのは不安だと思います。
だから、まずは少しでも社会経験を積んでから将来の起業に活かしたい、という気持ちがあるのでしょう。
もちろん、体当たりで起業することもたとえ失敗したとしても良い経験にはなりますので、おすすめではあります。
ただ今回はバイトや就職先ということなのでどんな仕事がいいのか?について僕なりの答えをお伝えします。
僕はやはり、
マーケティングやセールスを学べる仕事があるといいでしょう。
ビジネス初心者にオススメの仕事
しかし今回は、一歩踏み込んで、全くのビジネス初心者が若いうちに、もしくは初心者のうちに経験してほしい仕事をご紹介します。
それは、、、
みんなが嫌がりそうなところですよね。。
でも実は、この経験は今後の事業の成功において非常に重要なんです。なぜなら、お客様の生の声を聞けるからです。
お客さんが、何に困っていて、何を求めているのか?マーケティングにおいて、最も知るべき情報があるからです。
お客さんが何に悩んでいて、どんな商品・サービスを求めているか、これがわかれば、ビジネスは失敗しません。
もちろん、規模やライバルなどの市場環境は考慮する必要はありますが、ここがビジネスの本質であり、押さえておかなければいけないところです。
クレームの重要性
よくいるんですが、有名な大学を出たり、MBAなどのビジネススクールを卒業した人で頭はいいんですが、現場が見えていない人。。これは本当に多いです。
マーケティング理論には長けているけど、現場の声を知らず、、的外れなマーケをやってしまう。
頭でっかちな人は起業しても難しいと思います。
まずは、マーケットイン、とも言いますが、お客さんありきなんです。
ウチの会社の技術力でこんなすごい商品が作れた!さぁ、どうだ! じゃ売れないことが多いです。
それよりも、お客さんの生の声を聞いて、その悩みを解決できる商品を提供する方が、ずっとうまくいく確率は上がります。
そんな視点を身につけてもらうのに、カスタマーセンターなど、お客様の声を直接聞ける部署や仕事に就くのは、とても適しています。
あなたにしても、そんな目的があれば、厳しいクレームも「学び」に変えられますので、逆にもっとクレームがほしい!という状態になります(笑)
社長の最も重要な仕事は!?
今日は、起業初心者向けの内容でしたが、実は経営者に向けてのメッセージでもあります。
会社が大きくなるにつれて、社長は現場から離れていきます。
たまに、お客さんからの電話を取ってみる、お客さんにヒアリングをしてみる、など、生の声を聞ける環境を自ら作っていきましょう。
それだけであなたの会社のマーケティング効果は格段と上がっていくはずです。
いつまでも、現場目線を忘れずに!
中村司