ども!菅野一勢です。
「好きなことを仕事に」
というようなキャッチフレーズは最近の流行りでもありますね。
確かに、自分な好きなことを仕事にして、望むような収入やライフスタイルを手に入れることができたら、、、それは天職ですね。
でも、僕の経験上、、最初からその天職にありつけた人はほぼゼロです。いないこともないですが、限りなくゼロに近いと思っていいです。
好きを仕事に…よりも『商人であれ』
それよりも、僕らが常日頃から言っているのは、
【商人であれ】
ということですよね。
ビジネスチャンスを見つけて小資金で参入し、当たればアクセルを踏み、ダメならすぐ撤退して次のチャンスを探します。
商人の目線は、いつもお客さん目線です。
- みんなが何で困っているのか?
- 何を求めているのか?
そういうお客様視点からチャンスを見つけていきます。
でも一方、自分の好きや得意を仕事にしようとすると、自分目線で始めてしまう人がほとんどです。まず、自分の好きや得意ありきですからね。
そういう意味でも、商人の方が成功率が高く、軌道に乗せるのも簡単です。
ラーメン屋になりたい! でもリスクが…
例えば、、僕は昔、ラーメン屋になりたいと本気で思っていたことがありました。でもやっぱり、店舗を構えますので初期投資が高いし、家賃や食材費、人件費などもかかりますのでランニングコストも高くつきます。
さらに、当たるかどうかもわからない。競合は五万といますからね。当時はマーケティングの知識も全くありませんでした。
今改めて思い返すと、あの時に参入してなくて本当によかったと思っています。きっと借金に追われて、少ない給料で年中働き続けて疲弊していたでしょう。。
ただ、勘違いしないでください。夢を諦めろと言っているのではなく、順番を変えたりちょっと形を変えたりしても良いということです。
どういうことかというと、、僕は結局、ラーメン屋をやらずに代理店営業で結果を出し、その後インターネットビジネスに参入して成功することができました。
そして、お金も時間も、起業家としてのレベルも上がったところで、オーナー(出資者)としてラーメン屋を開きました。
自分がやりたいこと、好きなことをお金や時間に余裕を持ってから、実務者ではなくオーナーという立場で叶えることができて、僕は形はちょっと変わったけれどワクワクして楽しむことができました。
こんな夢の叶え方がおすすめです
起業初心者であれば尚更、自分の好きなことを仕事にして最初から成功するのは難しいです。
商人として、起業家の経験値を上げてから参入した方が成功する確率はグンと高くなります。
- 脱サラして一念発起、借金をして長年の夢だったカフェを開きます!
- 絶対に当てられる自信があります!
というのは、やめてください。
ほとんどの人がそうやって失敗をし、借金を抱えて、ビジネスの世界から退場していきます。
大事なのは、致命傷を負わないことです。
まずは、マーケティングをしっかり学び、ビジネスチャンスの見極め方や少資金でテストする方法など、わかった上で参入するべきです。
あなたが起業初心者であるならば、まずは商人として自身の起業家レベルを上げていきましょう。
菅野一勢