【真逆】社長が今からするべき努力とは?(菅野一勢)

どうも菅野一勢です。

みなさんに一つ質問です。「最近いつ、人を褒めましたか?」

もしあなたが社長や経営者、もしくはマネージャーなど管理職で、人の上に立つ立場であれば【褒める努力】をしなければいけません。

徳川家康が実践した「褒める努力」

普通、人は褒められたいので、上司に褒められるために、家族に褒められるために、部下から尊敬されるために「褒められる努力」をしますが僕らは逆です。

上司に褒められるために、家族に褒められるために、部下から尊敬されるために

別に経営者じゃなくても「あなたが成功したい、幸せになりたい、豊かになりたい」と思うのであれば、まずしなければいけないことは、人を褒めることです。決して、張り合うことではありません。

”武将より強い殿様はいない”という言葉があります。例えば、徳川家康の周りにも四天王と呼ばれた酒井忠次、本多忠勝、榊原康政、井伊直政などなど優秀な人はたくさんいました。

そんな彼らに、徳川家康は「嫉妬したでしょうか?競い合ったでしょうか?」

そうではなく、徳川家康は彼らを褒め称えたからこそ、周りの人がついてきたのです。家康の人柄に魅了されたからこそ、周りに支えられて天下を取ることができたのです。

経営者に必要な仕事

社会には自分より才能がある人なんてのは、山ほどいます。いちいち競い合っていたら何も進みませんし、そもそも良い関係が作れません。

確かに、会社が小さい時などは、社長のあなたが一番仕事ができるでしょう。だからと言って、全ての仕事を自分でやっていたら、人を雇う意味がありません。1人社長と同じです。

つまり、スケールできないのです。気持ちはもちろん分かります。

僕だって若い頃は、スタッフと競い合うこともありました。営業の契約数で、いちいちスタッフを打ち負かしましたし、スタッフのコピーライティングが上手くなると、「いやいや、俺の方が上手いから!」とか言って自分で書いて勝負したり、、

結局自分の力を見せつけることで、自分一人が気持ち良くなっていただけなんですよね。それじゃあ人は育ちませんし、人はついてきません。

あなたの周りに才能溢れる人材が集い、あなたもスタッフも気持ち良く成長し、みんなで成功を分かちあうためには、あなたがするべきことは、競い合うことでもなければ、嫉妬することでもありません。

人を褒めることです。それが僕らの仕事です。

褒めるチャンスを探す

日本人は特に、褒めるのが苦手ですから、意識しておかないとできません。常にスタッフや周りの人を観察し、「褒めるチャンス」を探してください。

そうすると、人の良い面に目がいきますし、だんだんと心から、素直に褒めることができるようになります。

些細なことですが、これだけで会社の雰囲気はもちろん、売上だって、あなたの豊かさだって格段に変わってきます。

ぜひ、今からでも実践してください。褒める達人になりましょう!

菅野一勢