スキルなし起業はこの7法則で成功可能|スキルなしOKな起業案も紹介

スキルなし起業は「7つの法則を取り入れるだけ」で成功確率が格段にアップすることをご存知でしょうか?

この法則を取り入れることで、スキルがない人でも成功確率の高い起業アイデアを生み出すことができ、結果として事業の収益化にも成功することが可能です。

講師 菅野一勢
実際、アントレカレッジ講師である私はパソコンの扱いなど一切知らないままIT業界に参入して、1年以内に年商1億円を突破しています。

当スクールでは「自分のスキルよりも顧客の欲求に注目する」ことを推奨しており、今回の記事では、このコンセプトに基づいてスキルなしの人が起業を成功させる法則をお伝えします。

また、起業全般については起業したい方向けのコンプリーどガイドをお読みください!

起業にスキルは不要

スキルなし 起業

起業を志す際、起業目的やビジョンを設定し、スキルや経験、技術やノウハウ、人脈を活かせるような分野を中心に事業計画を立てます。

取り組む分野で自信やスキルがあれば、起業の成功を見通せる可能性は高いです。

しかし、起業後に必要なスキルを事前に全て用意しようとしても時間は足りません。また、周到な準備で起業しても成功する保証はありません。

それよりもスキルなしで起業後にスキルを身につけて臨機応変に対応して学んでいくことによって、必須スキルを効率的に習得できるのです。

講師 菅野一勢
起業前に完璧に準備することは不可能です。
実際に起業して問題が生じたときにその都度解消していく方が効率的ですし、「本当に必要なこと」だけを学べますよ。
当スクールでも第一歩は学びじゃなくて起業することから。失敗はしても成功への近道はやはり実践しかありません!

講師・菅野はスキルなし起業で成功

先述の通り、講師・菅野一勢がはじめてIT分野で起業する時、基本的なPC操作など知りませんでした。それでも「稼ぐために必要なスキル」を身につけ、ASP事業を作り上げたのです。

この経験からもアントレカレッジでは「周到な準備をして起業する」よりも「スキルなしでも可能性のある分野で起業する」というスタンスを指導しています。

スキルなし起業 7つの成功法則

スキルなし 起業 成功法則

スキルなし起業は可能ですが、やみくもに取り組むだけでは成功確率は低いです。本項で「スキルなし起業における7つの成功法則」を理解し、起業を成功させましょう。

スキルなし起業の成功法則1:キャリアを活用する

起業する際、「儲かりそうだから」「流行分野だから」など、起業理由が曖昧だと成功しにくいです。

スキルなしでも経験・実績・キャリア・ノウハウ・人脈を活用することで成功確率は高くなります。

例えば、会社員なら自分の経歴に基づいた実績やビジネス感覚が蓄積されているはずです。

こうしたキャリアを活用すれば、スキルがなくても起業の際に成功することはできます。

多くの起業家がキャリアを起業する業種として選んでいます。

中小企業白書
2011年版 中小企業白書

そのため、自身の経歴を意識して起業することがおすすめです。

スキルなし起業の成功法則2:必要に応じてスキルを身につける

万全の状態で起業することはできません。市場は日々変わり、必要な知識・スキルも変わるからです。

そのため、必要に応じてスキルを身につける姿勢が起業を成功させる要因となります。

起業家として常に最新情報を収集し、売上を伸ばす努力(スキル・知識習得)を続けるこそ、成功に必要です。苦しい中でも、走りながら学ぶ人は起業を成功へと導かれるでしょう。 

スキルなし起業の成功法則3:事業資金を確保する

スキルなし起業でも、起業・事業資金の調達は必要です。

会社員が副業で起業する場合、起業後しばらく収入がなくても本業収入で生活が賄えるので大きなリスクはありません。

一方、専業起業では開業費用や運転資金など、資金を準備しておく必要があります。

それ相応の資金がないと事業は展開できません。そのため最低限の資金確保を行っておくことが必要です。

講師 中村司
起業に際して融資を検討する人が多いですが、私がおすすめなのは自己資金だけの「身の丈経営」です。
小資金でもコツがわかれば起業を成功できますし、何より失敗しても借金が手元に残らないのは安心材料の1つです。

スキルなし起業の成功法則4:専門家とタイアップする

スキルなし起業の場合、専門家とタイアップして、協力を得ながら進めることがおすすめです。

経理や財務、労務や人事、法務など、いわゆる間接部門は、どの事業でも必ず必要な要素ですが、税理士や社労士、また顧問弁護士など、それぞれの専門家に相談しながら効率的に対応することで、負荷も軽減され、目指す商品・サービスの拡販に集中することが可能となります。

スキルなし起業の成功法則5:自分にとって「簡単」なことで起業する

起業したいけどスキルがないと悩んでいる人の多くは、起業の精神的なハードルがかなり高い傾向にあります。

「起業には興味があるけど、プロの世界で戦うことなんてできない…」

特に、初めて起業する際はこのように悩みがちで自分のスキルのなさにコンプレックスを抱くことが多いのです。

しかし、自分が得意なことほど「息を吸うように自然に」できるため、スキルを意識できないものです。

人間は水中で息ができませんが、魚はえら呼吸ができます。しかし魚は「えら呼吸が得意」だとは思わないでしょう。

これは比喩に過ぎませんが、あなたが日常的に行っていることの中に「スキル」が隠れている可能性は高いです。

「スキル」とは他人との比較に過ぎない

では、どうすれば自分のスキルに気づけばいいかというと他人との比較がおすすめです。

スキルとは「他人よりも得意なこと」や「他人と違うこと」ですので、他人と比べることでしか気付くことはできないのです。

例えば、他の人よりも少しだけ数学の計算が早いとすれば、自分なりの計算方法を教えるという起業アイデアが作れるかもしれません。

もしくは他の人よりも自炊をする回数が多いとすれば、料理レシピのシェアや食材の選び方など、食に関する起業アイデアが作れるかもしれません。

「人は自分ができないことにお金を払う」という原則を意識すれば、他人との比較こそが自分のスキルを顕在化する方法であることが分かるはずです。

スキルなし起業の成功法則6:真似から始める

知識がベースとなるスキルの場合、スキルがある人とない人の違いは「知識の有無」です。

そして、最短で知識を身につけるにはスキルがある人の真似をするのが一番です。

どんなツールを使い、どんなノウハウを用い、どんなアウトプットをしているのか徹底的に調べてみましょう。

このように、スキルがあってうまくいっている人のことを研究すれば、自分との違いが浮き彫りになるはずです。

講師 中村司
ビジネスの世界では「TTP(徹底的にパクる)」なんて言葉もあるくらい、うまくいっているビジネスモデルを模倣するのはメジャーな手段です。
ただ先行者が有利なので全く同じことをしても成功はしません。先行事業がまだ埋めていないニーズを狙うことが重要です。

スキルなし起業の成功法則7:身につけたいスキルを会社で身につける

起業する前に会社で働くというのは矛盾しているように感じるかもしれません。

しかし、身に付けたいスキルを勤めている会社で身に付けれるのであれば、スキルの習得費用はかからない上に会社のリソースを活用することができます。

会社で十分なスキルを身につけることができたら、その後に独立起業してもいいですし、副業起業してもいいでしょう。

スキルがない状態で始めるよりもリスクが少なく給与も保証されるため、安全にスキルを身につけていくことができます。

スキルなし起業 おすすめのアイデア7選

スキルなし 起業 おすすめ 業種

通常、起業するなら経験や実績などの蓄積をベースに事業を組み立てるのが定石です。ただし、蓄積がなければ起業できないわけではありません。

スキルや経験、また人脈や潤沢な資金がなくても取り組むことが可能な分野は存在します。

本記事の最後に「スキルなし起業におすすめな業種」を以下7つ紹介します。

おすすめスキルなし起業1:物販事業

スキル なし 起業 物販

スキルなし起業では物販事業がおすすめです。物販とは、簡単にいえば商品を安く仕入れて高く売ることです。

日用品や雑貨、書籍など、身の回りにある商品を販売し、利益を得るものです。

メルカリやヤフオク、またジモティーといった大手プラットフォームを活用すればすぐに始められます。

身近な不用品を出品し、市場の反応を探りながら、徐々に品数を増やしていけば安全に成功が可能です。

おすすめスキルなし起業2:アフィリエイト

スキル なし 起業 アフィリエイト

ブログやSNSチャネルで情報を発信し、企業の商品やサービスを紹介し、読者がその商品を購入すれば手数料が得られるものです。

ただし、収入を得るには一定の期間が必要で、Google検索結果の上位に表示されるための手法(SEOなど)を取り入れるなど、収益化には工夫を要します。

おすすめスキルなし起業3:フランチャイズ

スキル なし 起業 フランチャイズ

フランチャイズとは、多くの店舗を広範な地域で展開するフランチャイズ本部と契約し、店の看板や商品・サービス使う権利を受け取って販売し、利益の一部を本部に還元する仕組みです。

コンビニや飲食店など、フランチャイズ契約は多数あり、スキルなしでも本部の指導に従ってビジネスを展開していきます。

おすすめスキルなし起業4:ネットショップ

スキル なし 起業 ネットショップ

ネットショップは、日用品や子供服、女性服や化粧品、ハンドメイド製品などを販売する事業です。きめ細かいアフターフォローや顧客サービスを提供することで継続客を獲得できます。

おすすめスキルなし起業5:代行業

スキル なし 起業 代行業

車の運転代行や便利屋、家事代行やベビーシッター、結婚式や葬儀といった冠婚葬祭への出席代行など様々な代行業があります。いずれもスキルなしで起業でき、すぐに始められる分野です。

最近は代行の種類ごとにwebサービスやプラットフォームが存在し、代行してほしい人と代行したい人のマッチングも容易になりました。特筆したスキルがなくとも自分にできることを見つけて、今日からでも稼げる起業アイデアです。

代行業のプラットフォーム例

  • 車の運転代行:Uber
  • 家事代行:タスカジ
  • ベビーシッター:キッズライン
  • 冠婚葬祭の代理出席:ファミリーロマンス

ただしプラットフォームに依存していては、本格的な事業展開と収益化は難しいです。代行を通して一定の需要が見出せれば、独立して活動することも考えてみましょう。

おすすめスキルなし起業6:YouTube動画配信(YouTuber)

スキル なし 起業 アイデア YouTuber

YouTubeへの動画投稿で視聴数を集め、広告掲載で収益化を図る方法はメジャーな起業アイデアとなりつつあります。YouTube配信者の中には特殊なスキルで視聴者を集める人もいますが、新商品の解説や生活の映像化、旅行先やペットのを動画にまとめるなど色々なジャンルがあります。

人気YouTubeチャンネルのHIKAKIN TVも「〇〇を作ってみた」「新商品を買ってみたレビュー」など、スキルがなくてもできる動画を配信しています。

YouTubeで広告を流すためにはチャンネル登録者数1,000人以上・総再生時間4,000時間以上という条件があるのですぐに収益化することは難しいですが、定期的に動画を配信して収益化するためのチャンネルを構築していくのは長期的に見ると投資だと言えます。

おすすめスキルなし起業7:経験や資格をコンテンツ化

スキル なし 起業 アイデア コンテンツ

スキルがないと思っている人でも、今は使っていない資格や忘れている「特殊な経験」があるものです。

例えば、大学で取得した教員免許や必要に追われて取ったIT資格、もしくは仕事をする中で自然に培われてきた知識やノウハウなどを考えてみてください。

このような資格や経験を持っている人と「ほしいけど持っていない人」の間にある溝は広く、持っている人は優位に立っています。それらを1つの財産として捉え、コンテンツ化して販売することが可能です。

コンテンツを販売する場合は「Udemy」がメジャーなプラットフォームです。このプラットフォームでは、プログラミングなどの実務に関わるコンテンツから瞑想・自己分析といったマインドに関わるコンテンツまで幅広く販売されています。

コンテンツにもよりますが、高額なものでは2万円以上の値段で販売され、それでも多数の販売実績を誇るものも多いです。

コンテンツを作るのは大変かもしれませんが、1度作れば大元の仕様が変わらない限りはメンテナンスも仕入れも不要。うまくいけば不労所得を構築することもできます。

まとめ

スキルなしでも起業は可能です。しかし、成功させるためには粘り強く努力し、必要に応じて学ぶ姿勢が大切です。本記事を読んで、スキルなし起業を成功させるヒントを得られたのであれば、あとは即行動あるのみです。