どうも中村です。
新規事業を立ち上げる時に、必ず意識して欲しいことがあります。
それは…
ということです。
今は、基本的にはどんなビジネスであってもライバルがたくさんいます。
逆にブルーオーシャンで競合が全くいない!なんて市場は、儲からないか、お客さんが求めてない市場だったりします。
そこで、あなたが事業を始める時には、並み居る競合の中で、何かで頭一つ上抜けないといけません。そうしないと、誰もあなたに気づきません。
これをポジショニングだったり、USPと言ったりします。
USPとは
USPは「独自の売り」のことです。
例えば、業界No.1とか日本一、とか何かで優勝したとか、金賞を受賞した、など、NO.1というのは非常に強いUSPになります。
でもこう言うと、、、「ウチにはNo.1になれるものはありません。。」という人が多いんですが、それは自ら創りにいくものでもありますし、実はすでにNo.1になっている可能性もあるのです。
なにも、化粧品業界で資生堂など大手を抑えて売上No.1を獲れ!ということではありません。どんなに小さなカテゴリーでもいいので、その小さなニッチ市場のNo.1を狙うのです。
例えば、アパレルでも、ユニクロやZARAを相手にするのではなく、20代男性むけの白Tシャツ専門店など超ニッチを狙っていくのです。そこで白Tシャツの品揃えが多ければ、20代男性むけの白Tシャツの種類が日本一豊富であると言えますよね。これだけでも十分注目を集めることができます。
他にも、商品ではなく「人」についても同じくNo.1は効果的です。
例えば、僕らの弟子としてシンガポールで事業をスタートした星野くんは、全くのビジネス初心者の普通のテニスコーチだったんですが、なぜ採用したか、というと、短大のテニス全国大会で2年連続で優勝してたからです。
彼は当然テニスは上手いんですが、大学の全国大会ではなく短大なので、競合は少なかったんです。それでもニッチ市場でNo.1を2回もとっていることは強力なUSPになるのです。
このように、既存事業でも新規事業でも、小さなニッチ市場でNo.1になれないか?
ということを考えてみてください。
それは強力なUSPとなり、あなたの事業を成功へと導いてくれます。
中村司