脱サラの成功例を知り、失敗せずに起業・独立したいとお考えですか?
その通り、脱サラの成功例から成功の要因を学ぶことで、起業や独立の成功確率は格段に上がります。そこで脱サラの成功例と成功要因を当記事で説明します。
脱サラ起業の成功確率は?
脱サラ後に独立・起業する難易度は低くありません。
中小企業庁によれば、企業の生存率は10年後で約7割、20年後で約5割です。つまり、20年後も事業を続けられる人は約半分なのです。
起業家として生き残るには、成功のポイントを抑えた起業をすることが大切です。
脱サラの成功例・成功要因を5つ紹介
決して簡単とは言えない脱サラですが、成功例を分析すれば成功要因が掴めます。ここでは脱サラの成功例とその要因を5つ紹介します。
副業から始める:グリー株式会社
「グリー株式会社」の創業者である田中良和氏は脱サラ起業で成功した人物の1人です。
田中氏は転職の末、2000年に楽天株式会社に入社しています。そして、会社員時代の2003年にグリーの開発を開始し、翌年に運営を始めました。利用者の増大によって個人での運営が難しくなり、同年10月に退職し、12月に27歳でグリー株式会社を立ち上げました。
この場合、会社員と並行して副業することで、失敗した際のリスクヘッジとなる点がポイントです。
新規市場でシェア獲得:株式会社サイバーエージェント
「株式会社サイバーエージェント」を設立した藤田晋氏も元々は会社員でした。
大学卒業後に人材派遣会社での勤務を経て1998年に起業。当初はインターネット関連の企画事業を主としており、現在はAbemaや人気ソーシャルゲームで年商6,000億円以上を達成しています。
藤田氏は当時、現在ほど主流ではなかったインターネット業界にいち早く目を付けた点が、成功のポイントの1つであると言えます。
過去の経験を組み合わせる:ランサーズ株式会社
秋好陽介氏は、クラウドソーシングサービス「ランサーズ株式会社」の創設者です。
脱サラ起業前は会社員としてインターネットサービスの企画・開発を行っていました。また、大学時代にインターネット関連で起業した経験もあり、受注者・発注者両方の立場を経験したことがこのサービスの発想につながりました。
過去の経験を組み合わせて、需要が伸びる起業アイデアを発見した点がポイントです。
スキルを活かして脱サラ:株式会社muse
勝友美氏は、オーダーメイドスーツ会社「株式会社muse」の創設者です。
勝氏は短大を卒業後アパレルブランドを転々とし、2013に1号店を創業。その後2014年、勝氏が28歳の時に起業。現在では、計3店舗を展開し、ミラノコレクションの出場実績がある等、現在急成長中の企業となっています。
在職中に培ったスキルを用いて起業をした点がポイントです。
低資金で長期的に事業を育てる:坂内学
坂内学氏はバンコク在住のブロガーです。
坂内氏はフィリピン・セブ島で就職しましたが、フリーランスとして独立しました。その後、1度は起業に失敗するものの、ブログで起業して2年後には年収1,800万円を達成しました。
現在ではブログ「manablog」の運営の他に、YouTube活動や投資等、多岐に渡る活動を行っています。
低資金起業ができる事業で、長期的に事業を育てたのがポイントです。
まとめ
当記事では、脱サラの成功例を解説しました。
決して成功率が高いとは言えない脱サラで成功するには、成功者が行ったポイントを押さえることが大切です。当記事を参考にして、脱サラの道筋を明確にしてはいかがでしょうか。