どうも、中村です。
あなたにもこんな経験ありませんか?
「ん?何言ってるかわからない…」
セールスマンの営業トークやポストに入っていたチラシ、企業のホームページやセールスページなどを見てそう思ったことはありませんか?
僕はよくあります。広告なのに、その広告が何を宣伝しているのかわからない・・・なんて嘘のようなことがたくさんあります。でもこれ、実は多くの事業主がやってしまうことなんです。
そうならないためにも気をつけなければならないことが2つあります。
それは、、
「目的を明確にすること」
です。
チンパンジーにもわかるように書くこと。簡単に。率直に。
僕たち事業主は、自分の商品やサービスを宣伝するわけですから、その商品・サービスについて誰よりも理解しているわけです。
でも、そこに広告を受け取る側のお客さんとのギャップがあるわけです。
あなたからしたら、「当たり前」のことがお客さんからしたら、「目新しい」「難しい」などとなります。あなたが社内のスタッフや、同じ業界の仲間と話をするように広告を書いてしまっては、何も知らないお客さんは全く意味がわからないものになってしまいます。
例えば、チラシという限られたスペースの中で知らない単語が1つでもあれば、それは「難しい」となってしまいます。チラシを受け取る人からしても、広告を注意深く、しっかり理解しようというつもりで見ませんよね?
パッと一目見て、意味がわからなければそのままゴミ箱いきです。
アメリカの伝説的な広告マンである、ユージン・シュワルツもこう言っています。
お客さんをチンパンジーに例えるのはどうかと思いますが、言わんとすることは分かりますよね?
日常の僕たちは、常に情報に溢れていて、注意散漫な状態です。そんな人に、難しい話や、わからない言葉を使って話しかけても、全く気にもとめられないわけです。
僕もよく、クライアントさんにこう言っています。「小学校高学年の子供でも理解できるようにしましょう」と。もちろん、業界によって専門性の高い場合もあるでしょうし、同業者向けの商品の場合もあるでしょう。
しかし、そのような場合でも基本的には同じです。広告を受け取る相手は注意散漫状態で、一目見てその内容を理解できなければ何も行動してくれません。そしてそれは、内容だけではありません。広告の内容が理解できたとしても、その広告の目的がハッキリしていなければ、意味がありません。
ちょっとした表現や言葉遣いによって効果が出ていない!?
例え広告の内容に興味を持ったとしても、その次にどんなアクションを取れば良いのか分かりづらいと、その興味は失われてしまいます。せっかく注意を引けても、お客さんが何をするべきか、しっかりと明確に誘導できない限りあなたの望む結果を得ることはできないでしょう。電話をして予約をするのか、ホームページにアクセスして申し込むのか、チラシを持って来店するのか、お客さんにしてほしいアクションを明確に分かりやすく提示しましょう。
大げさに聞こえるかもしれませんが、その効果は絶大です。
もしかしたら、あなたが一生懸命作った広告も、ちょっとした表現や言葉遣いによって効果が出ていないだけかもしれません。シンプルに分かりやすく、そして目的を明確に。当たり前のことですが、こと広告においては非常に重要なことなのです。
中村司