カフェ経営ノウハウ | 開業前に知りたい成功ポイント4つを解説

カフェ経営 資金や成功戦略 手続きを徹底解説!

カフェ経営を成功させるには「たった4つのポイントを抑えるだけでいい」ということをご存知でしょうか?

そのポイントとは、以下の通りです。

・将来設計を明確にする
・資金計画を綿密に練る
・体調管理をする
・マーケティングを疎かにしない

ただし、カフェ経営は競合他社が多く、戦略がなければ経営が失敗してしまいます。

こんなことを聞くと「カフェ経営は難しいの?開業しない方が良い?」と考える人もいるでしょう。

しかし失敗の原因や成功戦略を正しく押えることで差別化を図り、成功することが可能です。

講師 中村司
カフェ経営は競合も多いのでポジショニングが大切です。どうやって市場に参入していけば、あなたのカフェが選ばれるのか?本記事を通して、この点についても考えていきましょう。

本記事ではカフェ経営のコツや必要資金、開業手続きなどについてお伝えします。

ざっくり言うと
  • こだわりを形にできるのがカフェ経営の魅力
  • カフェ経営を成功させるには4つのポイントを意識しよう
  • 開業資金は530万円以上。でも費用を抑える方法もある
  • 食品衛生責任者・防火管理者資格は取りましょう
  • 居酒屋の開業時に取るべき資格は2つだけ
  • 税務署・保健所・消防署・警察署等への手続きもお忘れなく
  • 起業については、他にも資金調達やビジネスの基本用語など知ると知らぬで大きく変わることが多数!
  • アントレカレッジでは、日本やシンガポールで活躍する菅野一勢や中村司が自ら、無料のオンラインセミナーで、起業のアイデアと出し方、経営に必要なマーケティングや集客、セールスの重要ポイントについて最新のビジネス事例を元に解説しています!
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目次

カフェ経営のメリット4選

カフェ経営のメリット4選

カフェ経営には他にはない魅力が数多くあります。ここでは、個人でカフェを経営する魅力やメリットとして以下の4点を紹介します。

・好きなことを仕事にできる
・こだわりを演出できる
・人間関係が広がる
・自分が提供した商品が目の前で消費される

好きなことを仕事にできる

カフェ経営 好きなことを仕事にできる

カフェを経営したい理由には「好きだから」「憧れだから」などが多いです。その憧れを、実際に仕事にできる点がカフェ経営の魅力です。

自分の生活の中心を、自分の好きなことにすることができるのです。

こだわりを演出できる

カフェ経営 こだわりを演出できる

店員はカフェのコンセプトを決定できません。しかし、カフェの経営者になれば、コンセプトなどは全て自由です。

自分のこだわりを好きなだけ表現したお店にすることができる点も、カフェを経営する魅力です

人間関係が広がる

カフェ経営 人間関係が広がる

カフェを経営していると、仕入れ先やお客様など様々な出会いがあります。

その中には、自分の価値観を変える出会いや今後の人間関係に影響する出会いがある可能性もあるのです。

自分が提供した商品が目の前で消費される

カフェ経営 自分が提供した商品が目の前で消費される

自分が提供したサービスを目の前で消費される経験は中々ありません。しかし、カフェの経営すると、自分が提供した商品が目の前で消費されます。

その反応を見ることによって、モチベーションの向上や、改善点の発見に大きく繋がるのです。

 

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カフェ経営は簡単ではない

カフェ経営は簡単ではない

講師 菅野一勢

カフェ経営の魅力を見ると「自分もやってみたい」という思いが膨らむことでしょう。しかし、カフェ経営はそう簡単には成功しないものです。

こちらでは、カフェ経営の難しさを統計から見ていきましょう。

飲食店.com(株式会社シンクロ・フード)の調査によれば、既に廃業したカフェ(喫茶店)の内、約40%が1年以内に、約70%が3年以内に廃業しています。

この結果からも、カフェの経営が決して簡単ではないことが分かります。

一方で、11年以上経営が続いた上で廃業したケースはわずか3%程度です。この結果から、カフェ経営ははじめ3年までが大きな山で、そこを超えると廃業確率が一気に下がると言えるのです。

カフェ経営で成功するためのポイント4選

カフェ経営で 成功するためのポイント4選

講師 中村司
カフェ経営の山は最初の3年。つまり、3年経営を続けられるような仕組みを作れば、カフェ経営の成功確率は一気に上がるというわけです。
こちらではカフェ経営を成功に導くためのポイントを紹介します。まだカフェ経営を始めていない方は「どうすれば3年間を超えられるのか」を軸にご覧ください。

カフェの経営が決して簡単ではない状況で、事業を存続させるには経営戦略を持ち、効果的な対策をしなければならないのです。

ここでは、カフェ経営で成功するためのポイントとして以下4つを紹介します。

・将来設計を明確にする
・資金計画を綿密に練る
・体調管理をする
・マーケティングを疎かにしない

 

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1. 将来設計を明確にする

カフェ経営 将来設計を明確にする

カフェ経営を成功させるためには、計画的に将来設計を定めることが重要です。

将来的な事業の姿を明確にするのはもちろん、自分自身がどうなっているかも明確にしましょう。これらが明確になっていると、経営の方向性が明確になります。

反対に、将来設計が全くなければ、行き当たりばったりの経営となってしまうでしょう。

講師 菅野一勢
そのカフェ経営を通してどんな将来を実現したいのか?これを定めておかないと、経営にブレが生じてしまうことになります。
私は「ゴールのない起業は地図を持たない登山と同じだ」とコンサルでよく話をしますが、目標を定めることで最適な戦略をその都度取れるようになります。

2. 資金計画を綿密に練る

カフェ経営 資金計画を綿密に練る

資金計画が曖昧のまま経営を始めたことによって、資金がショートした例は非常に多いです。

カフェは客単価がそれほど高くない一方で、回転率が悪いという特徴があります。そのため、綿密な資金計画は必須です。

原価販売費固定費を算出し、いくらの売上を上げれば存続できるかを事細かく計算しましょう。

講師 菅野一勢
資金の計算について色々な指標はありますが、まずは粗利(売上総利益)を計算できるようになることが先決です。
粗利率の重要性とは?計算式や平均、エクセルでの出し方を簡単に解説 】にて、粗利率を計算する方法をわかりやすく話しました。事業の健全性を図る上でも大事なので、ぜひご一読ください!

3. 体調管理をする

カフェ経営 体調管理をする

体調管理は経営者として必須のスキルです。一人でカフェ経営を行う場合、体調不良でお店を開けれないことは、収入の確保ができないという意味です。

カフェ経営に尽力したい気持ちがあっても、体調を崩してしまっては本末転倒です。そのため、長く続けて経営をできるように、日々の体調管理を意識して生活しましょう。

4. マーケティングを疎かにしない

カフェ経営 マーケティングを疎かにしない

そのお店に係るマーケティングは、経営中はもちろん開業前からしっかりと力を入れるようにしましょう。

「良いお店を作れば勝手に人は集まる」という考えは大変危険です。

現在、SNS等を活用することによって、費用をかけずにマーケティングが可能な手法もあるため、是非活用してください。

他にもマーケティング手法を見てみましょう。

ターゲット設定を明確に行う

カフェ経営 ターゲット設定を明確に行う

経営を行う際は、そのお店のターゲットは誰なのかを明確にしましょう

ターゲットが曖昧だと商品も曖昧になります。その結果、ニーズにマッチした商品が提供できません。

カフェ業界は競合他社が多いです。そのため、あなたのカフェでしか得られない商品を提供など、差別化を行うことが大切です。

事前のリサーチを入念に行う

カフェ経営 事前のリサーチを入念に行う

開業前には必ず入念なリサーチを行いましょう。

店舗を決める際は店舗付近の地域性や同業者の傾向などを調べると良いでしょう。

地域性が分かれば、客層を想像することができます。その結果、自身のお店のメニューと客層がマッチしているかの確認ができます。

また、同業者の傾向を掴むことによって、その地域で存続するための傾向や、自身のコンセプトが差別化できているかの判断材料となります

もし、リサーチせずに決定してしまった場合、後戻りできない場合もあります。そのため、事前のリサーチと分析は必ず行いましょう。

講師 中村司
「マーケティングって何?」「なんでマーケティングが大事なの?」と思う人もいるでしょう。なぜカフェ経営において重要なのか、【 【事業作りの大原則】マーケティングファーストとは?(中村司) 】の記事でお話ししています。これはすべての起業家・経営者に知っておいてほしい知識です…!

 

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カフェ経営の失敗5選

カフェ経営の失敗5選

どんなにクオリティの高い商品を提供しても、方向性や戦略が誤っていれば決して成功はできません。

講師 中村司
きっとあなたにも「あのお店、料理が美味しかったのに潰れちゃった」という経験があるでしょう。
こだわりのドリンクや料理を出していたら必ず成功する。そんな世界ならいいのですが、残念ながらメニューだけでは勝ちにいけません。【【存在】いい商品なのに売れない理由(中村司)】にてその理由を説明しましたので、ぜひご一読ください!

ここでは、カフェの経営でよくある失敗例として以下5つを紹介します。

・ニーズに応えていない
・原価が高すぎる
・立地条件が悪い
・一等地に店舗を構える
・最初から大規模な投資を行う

1. ニーズに応えていない

カフェ経営 ニーズに応えていない

自分の拘りを存分に出せる点はカフェ経営の魅力です。しかし、自分の理想にこだわりすぎると失敗を招きます。

なぜなら、自分の理想と消費者ニーズがマッチしているとは限らないためです。自分にとって完璧なお店であっても、消費者から評価されなければ来店はされません。

自分の拘りを出すのは良いことですが、それが消費者のニーズとマッチしているかどうかを確認しましょう。

2. 原価が高すぎる

カフェ経営 原価が高すぎる

原価が高くて利益が出ずに失敗する事例も多いです。

「こだわりの品を提供したい」「安い値段で提供すればリピートに繋がる」という気持ちもあるでしょう。しかし、利益を出すためには、ある程度原価を抑える必要があります。

具体的には、原価率は概ね30%が目安です。個人事業の場合、40%程度あっても存続が可能な場合もありますが、一度設定した価格や原価を、後になって大きく変更することは難しいため、最初から30%程度に設定すると良いでしょう。

講師 菅野一勢
原価率の計算方法については【 原価率とは?計算法や活用法とエクセルでの出し方をわかりやすく解説 】でカンタンに説明しました。特に飲食業をやるのであれば、FLコストや歩留まりなども知っておきたいところ。
まだ原価率計算について自信がないという方は、一歩踏み出す前に読んでみてくださいね。

3. 立地条件が悪い

カフェ経営 立地条件が悪い

どんなに良いカフェでも立地条件が悪ければ失敗確率は高くなります。

例えば、自身がターゲットにしている消費者と、その立地の客層がリンクしていないことによって、売上が伸びないこともあります。

例えば、主婦をターゲットにしているにも関わらず、ビジネス街で開業しては、主婦の方は来店しませんよね。

そのため、立地を決める際は、客層の分析は必須です。自身のコンセプトと客層が一致するかどうかをしっかりと確認しましょう。

4. 一等地に店舗を構える

カフェ経営 一等地に店舗を構える

「一等地に店舗を構えたら客足が途絶えない」と考える方もいますが、その考えは危険です。

なぜなら、一等地は非常にライバルが多いためです。更に、一人で経営を行うとなると、事業規模も小さいため、家賃の高さが大きな負担になります。

このことからも、個人店が大手に勝つには、ターゲットを明確にしたニッチ戦略が必須と言えます。

講師 菅野一勢
お店の場所選びって経験がない人からすると難しいですよね。1つだけポイントを言うと「成功している類似カフェが出店している近くを狙う」ということです。
そのお店が成功しているのには何かしらの成功要素があり、うまくモデリングすればビジネスモデルは再現可能だからです。
どういった条件で競合カフェが成功しているのか、よく観察してみましょう。

5. 最初から大規模な投資を行う

カフェ経営 最初から大規模な投資を行う

最初に大規模な投資を行ったが、すぐに廃業して借金だけが残ったという失敗例もあります。

カフェ業界は決して生存率が高くないため、リスクに備えた経営を行いましょう。最初は小さい規模でスタートをして、軌道に乗ったら徐々に規模を大きくするなどです。

そうすることによって、仮に失敗したとしても、すぐにリスタートができるようになります。

 

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カフェ経営に必要な開業資金は530万円〜

カフェ経営に必要な開業資金は530万円〜

カフェを経営するための開業資金は、その地域や規模によっても異なります。

開業に必要な資金の目安を以下の表にまとめたため、参考にしてください。

カフェ経営 図1

物件取得費は、保証金や敷金・礼金などを含めて12ヵ月分程度必要なことが多いです。家賃自体は地域や立地によって大きく異なります。

また、当面の運転資金を100~200万円程度としましたが、それより準備しても構いません。当面の運転資金が多ければ多いほど、お店の赤字に長期間耐えられるということです。自分の予算や、事業計画から適切な金額を算出しましょう。

講師 中村司
都心と郊外でも開業資金は異なります。また開業資金がいくら安くとも立地条件が悪ければ利益は出ません。資金・立地条件をあわせて、成功が見込める場所にカフェを開業しましょう。

開業資金を抑えるポイント

カフェ経営 開業資金を抑えるポイントとは?

上記で解説した開業資金の目安は530万円~1,050万円と大きく差があります。しかし、できれば開業費用は抑えてカフェ経営を成功したいものです。

開業資金を抑えることで、低資金での開業が可能、もしくは運転資金に回すことができます

本項では開業資金を抑えるポイントとして以下5点を紹介します。

・店舗には居抜き物件を選ぶ
・内装・外装をDIYする
・設備等をリースする
・SNSで宣伝を行う
・店舗を必要としない開業形態を選ぶ

1. 店舗には居抜き物件を選ぶ

居抜き物件とは、以前に使用していたテナントの設備や備品がそのまま残っている物件です。

つまり、居抜き物件を選択することによって、調理設備や、机等の家具を新たに用意する必要はありません。

机や内装に拘りたいという人には向いてはいませんが、低資金で開業したいという方は一度検討してみましょう。

2. 内装・外装をDIYする

上記に記載した内装費は業者に頼んだ際の目安です。店舗の大きさを10坪と仮定した際に、坪単価の内装工事は20~50万円ほどかかります。

一方で業者に依頼せずにDIYをした場合、坪単価数千円で可能な場合もあります。経験が無い場合は苦労しますが、費用は大きく抑えることができるでしょう。

3. 設備等をリースする

設備を購入するのではなく、リースするという選択肢もあります。月々の支払いは発生しますが、初期費用を抑えることが可能です。

また、備品を中古で揃えることも初期資金の抑える手段の1つため検討すると良いでしょう。

講師 菅野一勢
カフェ経営3年以内の廃業確率が70%だと考えると、設備を一気に揃えず、まずはリースで安価に始めてみて、うまくいってから揃えていくというのもいいでしょう。
できるだけリスクを抑えるにはどうしたらいいのか?この点を中心に考えることで起業失敗後に抱える負債を削減できます。

4. SNSで宣伝を行う

宣伝のためにグルメサイトを活用する場合、掲載費で数万円かかることもあります。また、ホームページを作成する場合も、外注すると数万円はかかります。

もちろん、それが必要と判断した場合は手抜いてはいけない費用です。

しかし、ターゲットがSNSを活用する層であるならば、SNSでの宣伝は大変有効です。費用も一切かからないため、開業以前から小まめに宣伝を行うと良いでしょう。

5. 店舗を必要としない開業形態を選ぶ

自宅カフェや移動式カフェなど、店舗を要しない形態のカフェがあります。

このような形態で開業することによって、物権取得費がそのまま不要になるのです。これらの開業形態は【カフェ経営の形態】にて後述しています。

 

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カフェ経営者の平均年収

カフェ経営者の平均年収

カフェ経営を行うか悩んでいる人の中には、年収が気になる方もいるでしょう。ここでは、カフェ経営者の収入事情を解説します。

収入と所得の違い

カフェ経営 収入と所得の違い

まずは収入所得の定義から確認します。

個人事業主にとって収入とは「売上高」を指します。その収入から、各種経費を差し引いたものが「所得」です。

つまり、どれだけ売上が高くてもそれ以上に経費を使っていたら所得はマイナスなのです。そのため着目するべきは、手元に残る金額である所得と言えます。

ちなみに、所得から社会保険料や各種税金を支払った金額が「手取り」です。

カフェ経営の所得例

カフェの経営者の所得は、主に売上高総費用の2つの概念から算出されます。

ここではカフェの経営者における所得の一例を紹介するため参考にしてください。

図2 カフェ経営

この所得から社会保険料や各種税金を差し引くと、いわゆる「手取り」となります。

これは一例にしか過ぎませんが、自身の事業計画等をこのように分析することによって改善点などが見えてきます。開業の前に、見込みでどのくらいの利益が出るかは必ず確認しましょう。

カフェ経営に必要な資格

カフェ経営に必要な資格

「カフェ経営にあたってどんな資格が必要なんだろう?」と不安に思う人もいるでしょう。

必要な資格は多くなく、難易度も高くないため安心してください。ここでは、カフェを経営するために必須の資格とあったら便利な資格として以下の4つを紹介します。

・食品衛生責任者
・防火管理者
・日商簿記
・調理師免許は不要

1. 食品衛生責任者

カフェ経営 食品衛生責任者

カフェを経営する上で必須な資格に「食品衛生責任者」があります。食品の取り扱いを行う事業においては、店舗に最低1人の食品衛生責任者を置く必要があります。

しかし、こちらは1日の講習のみで取得可能なため、開業前に焦る必要はありません。

2. 防火管理者

カフェ経営 防火管理者

収容人数が30人を超えるカフェとなる場合は「防火管理者」を取得する必要があります。この資格も1日から2日の講習で取得することができます。

しかし、1人で経営を行う場合は収容人数が30人を超えることは少ないです。事業の拡大をする際には取得する必要があると覚えておきましょう。

3. 日商簿記

カフェ経営 日商簿記

経営者になると、日々の取引を記帳するようになります。

その際に、より専門的な複式簿記で記帳をすることによって、お金の流れが明確に把握でき、経営分析に役立ちます。また、青色申告による節税対策にも繋がるため、複式簿記で記帳しましょう。

しかし、複式簿記の知識は初学者には難しい部分もあります。そのため、開業前からコツコツと会計に係る知識を身に付けましょう。

日商簿記の資格自体は必須ではありませんが、腕試しのような位置付けで3級からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

講師 菅野一勢
特に確定申告を青色申告で行うと、最大65万円の所得控除が受けられるので…カフェ経営では絶対にやっておきたいところですね。そういった処理が苦手な方は、せめて税理士さんにお任せしましょう。

 

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4. 調理師免許は不要

カフェ経営 調理師免許は不要

また、カフェを経営する際に「調理師免許」の取得が義務と思っている方もいます。

しかし調理師免許は「調理師」と名乗るための資格であり、飲食店を経営する分には特段不要です。

もちろん、調理師免許があれば、調理に係る正しい知識が身に付き、一種のアピールにもなります。しかし、取得は義務ではないため、ご安心ください。

従業員雇用に必要な手続き

従業員雇用に必要な手続き

中には、従業員と雇いたいという人もいるでしょう。従業員を雇う場合は法に則った手続きを行う必要があります。

開業時は一人で経営を行う人であっても、将来的に人員を雇うという場合もあるため、ここで確認をしましょう。

従業員(アルバイト)の探し方

カフェ経営 従業員(アルバイト)の探し方

従業員の募集方法は様々ですが、一例を紹介します。

まずは、店頭で募集する方法です。店頭で募集をすることによって、コストがかからず、かつ近隣の方に募集を知らせることができます。

他にもSNSを活用する方法もあります。マーケティングでSNSを活用している場合、自身のカフェに興味がある人に対して募集を知らせることができます。情報の更新もかけやすいこともポイントです。

コストをかけても良いのであれば、求人媒体を活用する方法もあります。求人媒体は、主にアルバイト先を探している人が確認するため、効率良く従業員を募集することができます。

従業員(アルバイト)を雇う際に必要なこと

カフェ経営 従業員(アルバイト)を雇う際に必要なこと

個人事業主であっても、法人であっても、従業員を雇う際に必要なことは共通しています。法で定められている手続きのため、厳守しましょう。

就業規則を定める

就業規則とは職場でのルールのことです。賃金や労働時間などを定めます。

就業規則を作成する義務がある雇用者は「常時10人以上の従業員を抱える場合」と定まっています。つまり、アルバイトを1,2人募集する分には、就業規則の設定は義務ではありません。

しかし、就業規則を定めることによって、ルールの明確化やトラブルの防止ともなるため、設定をしておくと良いでしょう。

雇用契約を締結する

採用する従業員が決定したら雇用契約を締結します。

この際、雇用保険被保険者証や年金手帳、住民票、扶養控除等申告書などの必要書類の回収が必要です。その後、労働条件通知書の交付を行います。

雇用保険へ加入する

雇用期間が1ヵ月以上かつ週20時間以上の勤務となる場合、雇用保険へ加入する必要があります。

事務所を管轄するハローワークに対して、事務所設立届と雇用保険被保険者資格取得届の提出を行います。

なお2回目以降の雇用においては、事務所設立届の提出は不要です。

源泉徴収や年末調整を行う

従業員を雇用するということは、源泉徴収義務者になるということです

管轄の税務署に対して、給与支払事務所等の開設届出書を提出しましょう。また、従業員が少人数の場合、納期の特例を受けると、手続きが簡易になります。

更に、年末は年末調整を行う必要があるため、直前になって慌てないように知識を蓄えておきましょう。

 

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カフェ経営を始める4つの方法

カフェ経営を始める4つの方法

カフェの経営を始めると言っても、様々な始め方があります。本項にてカフェ経営の種類として以下4つを解説するため、自分に合った開業方法を選択しましょう。

・ゼロから自力で開業する
・コンサルタントを用いて開業する
・店員として働きノウハウ・資金を貯めて開業
・フランチャイズで開業する

1. ゼロから自力で開業する

カフェ経営 1から自力で開業する

まず、1から自力で開業する手段があります。プロのアドバイス等が無いため、開業から経営まで、自身で学び、自身で行動する必要があります。

しかし、自分のこだわりを強く出したお店を作りやすい点が魅力です。

 2. コンサルタントを用いて開業する

カフェ経営 コンサルタントを用いて開業する

知識面の問題から、自分一人では不安という場合、コンサルタントを用いる選択肢もあります。

費用はかかりますが、開業方法や経営ノウハウのアドバイスを受けながら、カフェを経営することができます。

3. 店員として働きノウハウ・資金を貯めて開業

カフェ経営 店員として働きノウハウ・資金を貯めて開業

すぐに独立せずに、まずは店員としてカフェの仕事に就くという手段もあります。

いきなり開業は不安がある人や、開業資金が足りない人におすすめです。

後々の独立のために、カフェの経営ノウハウを学びながら、資金を集めることができるというメリットがあります。

4. フランチャイズで開業する

カフェ経営 フランチャイズで開業する

フランチャイズとは、大手のチェーン店(ドトールコーヒーやコメダ珈琲など)の看板を借りて営業をする方式です。

有名店に加盟するため、大手の経営ノウハウを知ることができます。また、知名度があるため、集客もしやすいという特徴もあります。

一方で、自身の拘りを出すことは難しく、一人だけで経営することも難しいというデメリットもあります。

講師 中村司
フランチャイズでカフェ経営を成功させたい!という方に向けて【 【行政書士・FP監修】フランチャイズの意味とは?仕組みやFC化の方法をわかりやすく解説 】という記事を用意しました。
何も知らずにフランチャイズ経営に飛び込むと結構難しいことがあるので、ぜひ始める前に読んでみてください。

 

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カフェ経営の形態

カフェ経営 カフェ経営の形態

店舗型のカフェ以外にも、カフェの経営形態はいくつかあります。具体的には以下のような形態のカフェもあるため、参考にしてください。

自宅カフェ

自宅カフェとは、自宅の一角を店舗化し、カフェとする方式です。家賃がかからないため、開業資金を抑えて開業することができます。

しかし一方で、一軒家である必要があるというデメリットがあります。また、自宅の用途区域が開業に適していない可能性もあるため、市区町村役場への確認は必須です。

移動式カフェ

移動式カフェとは、キッチンカーやフードトラックを用いて経営するカフェです。

家賃が不要のため、固定費を削減できます。また、人の目にも留まりやすいため、話題にもなります。

一方で、天気が悪い日は集客が見込めないため注意が必要です。

ブックカフェ

ブックカフェとは、書店に併設されたカフェのことです。書店に寄った方がそのまま利用することが多いため、集客しやすいというメリットがあります。

カフェを開業するために必要な手続き

カフェを開業するために必要な手続き

それでは、実際にカフェを開業するとなったら、どのような手続きを要するのでしょうか。

ここで大まかな流れとして以下5つを解説します。

・税務署へ開業届を提出する
・国民年金・国民健康保険への加入
・飲食店営業許可申請
・菓子製造業許可申請
・深夜における酒類提供飲食営業開始届出書の提出

1. 税務署へ開業届を提出する

カフェ経営 税務署へ開業届を提出する

個人事業主として開業するには、管轄の税務署へ開業届を提出する必要があります。

開業届の他にも、青色申告承認申請書や、給与支払事務所の開設届など、自身に必要な書類も一緒に提出しましょう。

なお、管轄の税務署とは原則として、自身の住民票の住所です。店舗の住所ではないため注意しましょう。事業所を納税地にする場合は、納税地の変更に関する届出書の提出が必要です。

2. 国民年金・国民健康保険への加入

カフェ経営 国民年金・国民健康保険への加入

会社員の方は厚生年金へ加入しており、健康保険料も天引きされています。

一方で、個人事業主になったら、国民年金及び国民健康保険へ加入し、自身で納付する必要があります。管轄の市区町村役場で加入の手続きを行いましょう。

なお、健康保険は国民健康保険へ加入する以外にも、任意継続という選択肢もあります。

3. 飲食店営業許可申請

カフェ経営 飲食店営業許可申請

飲食店を開業する際は、食品店営業許可申請を保健所に行う必要があります。

店舗設備に係るルールが細かく定まっているため、余裕を持って確認、申請を行いましょう。この申請の許可がされたら、開業が可能となります。

4. 菓子製造業許可申請

カフェ経営 菓子製造業許可申請

カフェのメニューとして、パンやお菓子を提供する場合も多いでしょう。

そのパンやお菓子をテイクアウトできるようにする場合、菓子製造業許可申請を行う必要があります。営業許可申請と同様に、保健所への申請となります。

5. 深夜における酒類提供飲食営業開始届出書の提出

カフェ経営 深夜における酒類提供飲食営業開始届出書の提出

中には「昼間はカフェとして営業して、夜はバーとして経営したい」という方もいるでしょう。

深夜0時以降にアルコールを提供する場合は「深夜における種類提供飲食営業開始届出書」の提出が必要になります。

こちらの提出先は、保健所ではなく警察署のため注意しましょう。

 

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まとめ

まとめ

現代におけるカフェ業の生存率は決して高くありません。なんとなくで経営してたら、廃業の危機へ追い込まれてしまいます。

そのため、成功するためのポイント失敗例をしっかりと理解した上で、経営をすることが重要です。

当記事では、カフェの経営で成功するポイントや失敗例、必要資金及び開業の手順などを解説しました。

カフェの経営は、簡単ではない一方で、多くの魅力があります。当記事を参考に、独立をより現実的にしてみてはいかがでしょうか。

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「起業の専門学校-アントレカレッジ-」は、ただ起業家を輩出するだけの学校ではありません。

私たちは約20年もの間、多くの起業家や経営者のコンサルティングをしてきました。 そこで感じるのは、多くの日本の経営者は、売上にとらわれ「くたびれた」「不幸な」経営者ばかりだということです。そんな現状ではますます起業を志す人がいなくなってしまいます。

そこで大事なのは、まさに私たちのような「幸せな経営者」を育成することなのです。壮大なビジョンですが、決して不可能ではありません。 なぜなら、私たち自身が「幸せな経営者」だからです。

私たちがこの20年間で培ってきた経験やスキル、ノウハウを多くの人に広めていきたいと思っています。

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