今回はアントレカレッジのプライベートクラブに入会し、アメリカのクラウドファンディング支援事業を立ち上げたT.I.さんにインタビューをさせていただきました。
1.アントレカレッジに入会する前に、困っていたこと、悩んでいたことは?
アントレカレッジ入会以前より映像製作会社をやっていたのですが、集客に困っていました。また、映像制作のような受注・発注だけのビジネスだとリソースが取られるばかりで、なかなかスケールしないな、と。
そういった悩みがあり、定期的にお客さんを獲得できるようなビジネスモデルを探したいと考えていました。
2.入会しようと思った、選んだきっかけは何ですか?
当時、ビジネス系YouTubeチャンネルをよく見ていたのですが、偶然にもアントレカレッジの広告が流れてきました。
そこからランディングページも読み、予算を分割してビジネスモデルを考えていくということや小予算で起業すること、見込み客の作り方、ターゲティングのことなどに興味が持てました。他にもコピーライティングや集客の仕組みを作ることなど、現状、私が求めている内容が書かれていたので受講してみようと思いました。
3.入会前の不安はどんなことがありましたか?
やはりアントレカレッジのプライベートクラブは入会金が高額なこともあって迷いましたし、家族にも不安の声がありました。また、起業スクールの中には怪しい業者も多いと思うので、少なからず「怪しいかもしれない」という思いも正直なところありました。
4.どのようにその不安を解消しましたか?
インターネット上で中村さんや菅野さんを調べたところ、信頼できそうな経歴だと思えました。それにアントレカレッジのWebサイトを見ると、たくさんの受講者さんが結果を出されていることも掲載されていたので、これらは良い判断材料になりました。
また偶然にも過去にアントレカレッジの受講者だった友人がおり、その方からもおすすめしてもらいました。こういったことから、アントレカレッジ入会に対する自分自身、家族の不安は解消することにつながりました。
5. 米国クラウドファンディング支援事業を始めたきっかけは?
日本で映像制作会社を始める前は、アメリカでアパレル日米貿易商社バイヤーをしていたのですが、そんな経験から「MADE IN JAPANの素晴らしさを世界に広げていきたい」と思っていました。
そんな想いを菅野さん、中村さんとの初回面談でお話ししたところ、過去の知見と現在のリソースを使って何かできないか、という提案をいただきました。
その提案を掘り下げる中で、米国クラウドファンディング支援事業が生まれたのです。
それまでアパレルバイヤーと映像制作というクリエイティブに関連性を感じていなかったのですが、両講師と話をする中ですんなりと1つの事業に集約されていきました。
6. 事業の進捗を教えてください
最初の面談で菅野さんから「スピードが大事」だと言われたので、面談の翌日に持っていた見込み客リストに米国クラウドファンディング支援事業のメールを流しました。
すると、そこから15〜20%ほど問い合わせが返ってきたので、すぐに事業の詳細を取りまとめ、最終的に成約を9件も取ることができました。
現在は映像製作から発送対応までトータルサービスでやっているので、マーケティング施策などはその都度調べながら…というスピード感です。(笑)
ほとんどのプロジェクトが開始できるところまで準備できていますが、2021年12月現在はアメリカがホリデーシーズンで広告費が高いので、2022年1月から本格的にプロジェクトを走らせようとクライアント様とお話をさせていただいています。
7.効果があったカリキュラムやツールを教えてください
菅野さん、中村さんとの初回面談で米国クラウドファンディング支援事業が決まったので、その面談が今の全てだと言っても過言ではありません。
2人の経験の豊富さがあったからこそ、生まれた事業だったな、と思っています。
また、オンライン講座も受講しておりまして、ビジネスマインドもたいへん勉強になっています。他にもマーケティングやコピーライティングなど役立つ講座が多いので、これからも活用しようと思います。
8.講師の指導はいかがですか?
講師陣からの指導は、非常に的確で分かりやすいです。
私自身、アメリカでの経験があったので「事業はやりながら作っていけばいい」くらいの気持ちがありました。そういったやり方がアントレカレッジでは推奨されているので、私にはとても合っていると感じます。
9.これからの目標は?
目標は「300の国産商品を海外に広げる」ということです。
また、事業としてはまだ収益化を果たしていませんので、まずは直近の目標として米国クラウドファンディング支援事業で収益を得ることを設定しています。
10.アントレカレッジはどんな人におすすめですか?
アントレカレッジでは、市場に需要のある商品・サービスを提供する「マーケットイン」の発想を学ぶことができます。
プロダクトアウト発想の職人気質な人ほど、こういったマインドを学んだ方がいいのではないかな、と思っています。「せっかく良い商品があるのに市場に認知されない」というのは、多くのプロダクトアウト発想の人が悩む課題です。
良い商品・サービスを広く認知されるためにも、マーケットインの考え方を学んでいただければと思います。
11.講師より
T.I.さんとの初回面談で米国クラウドファンディング支援事業が生まれたのは、根底に「日本の良いものを世界に届けたい」という想いを持っていらっしゃったからでした。こういった画期的な発想が生まれるのも、強い思いがあるからこそです。
また、T.I.さんの事業は現在、「成果報酬型」で提供されています。通常、クラウドファンディングの映像製作は安くても20万円はかかるもの。クラウドファンディング自体も「お金がかからない」とよく言われますが、きちんとプロジェクトにしようとすれば50万円はかかるのです。
T.I.さんの場合はこれを成果報酬にするだけでなく、これまでの経歴を生かして翻訳サービスや発送業務などもワンストップで提供するという非常に利便性の高い事業を作りあげられました。今後の成果も期待しています。