最高の新規事業アイデアは、情熱・スキル・戦略的思考・タイミングがマッチした瞬間に生まれます。特に新規事業はタイミングが大切。コロナ禍による外出自粛・巣篭もり消費によって、オンラインショッピングの成長を5年は加速させたと言われるほど。
このため、本記事で取り上げる新規事業アイデアの多くはDX化のトレンドを取り入れた最新事例です。
オンラインビジネスを始めるには「今以上にない」というほどの好機なので、後はあなたに情熱があり、スキル・戦略的思考も持ち合わせたアイデアを見つけるのみです。
ぜひ、本記事をブレーンストーミングにお役立てください。
- 1 オンデマンド派遣プラットフォーム
- 2 旅行者向けキャンセル保険
- 3 高速宅配サービス
- 4 ジェンダーレスアパレルブランド
- 5 収集品の格付けサービス
- 6 デリバリーワーカー向けの商品開発
- 7 在宅介護サービス特化型機器
- 8 ゴーストキッチン
- 9 ECブランドの買収
- 10 シニア向けコワーキング施設
- 11 メーカーと工場のマッチングサービス
- 12 オーナーチェンジ物件の不動産仲介サービス
- 13 自動車のオンデマンド部品製造
- 14 ブログで収益を得る
- 15 オンラインコース販売・コーチング
- 16 ネットショップ
- 17 オリジナル商品の販売
- 18 Podcast(ポッドキャスト)等 音声配信
- 19 グラフィックデザイン
- 20 Web開発
- 21 SNSインフルエンサー
- 22 SNS運用代行
- 23 スマホケース販売
- 24 アフィリエイト
- 25 オンラインアシスタント
- 26 旅行先不動産所有者へのコンサルティング
- 27 インテリアデザイナー
- 28 ウェディングフォトグラファー
- 29 WordPress専門コンサルタント
- 30 Uber等で運転代行
- 31 スマホアプリ開発者
- 32 ドメイン売買
- 33 コンテンツライター
- 34 Web解析者
- 35 パーソナル/オンラインフィットネストレーナー
- 36 カスタマーサービス
- 37 新規事業アイデアが浮かばないならフレームワークを活用!
- 38 まとめ
オンデマンド派遣プラットフォーム
米国の「Wonolo」で注目されたオンデマンド派遣業。地域の仕事と派遣人材をマッチングするプラットフォームビジネスであり、被派遣者は日雇い・時間単価で働くことができるようになっています。
マッチングサービスは発注者側・受注者側の両リストを管理する必要があるのでハードルは低くありませんが、低コスト・低労力で収益を上げることが可能です。
旅行者向けキャンセル保険
コロナ禍で注目されるのが、旅行者に向けたキャンセル保険です。旅行を予定していた時期に「蔓延防止等重点措置」や「自粛要請」などが起こり中止もやむないとなった際、自己都合でも保険料が補填されるサービスが人気となっています。
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高速宅配サービス
Amazonやヨドバシカメラなど、注文翌日には配送されるサービスに消費者は慣れきっています。このため、当日(できれば数時間以内)に配達をしてほしいという新たな需要が出てきているのです。
また「高速配達の場合は割高でもやむなし」という顧客心理もあるため、基本的には高額な料金設定でも成立する新規事業アイデアだと言えます。
米国「Darkstor」では、EC業者から商品を預かり、各地の保管・配送施設(MFC)から注文直後に配送できるシステムを構築。当日配送は高額商品のみに絞ることで、収益化に成功しています。
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ジェンダーレスアパレルブランド
ジェンダー平等の傾向が強い米国では、ジェンダーレスがコンセプトのアパレルブランドが増加しており、2021年から2028年にかけて年平均成長率が6.5%(注1)と予測されています。
英国「Riley Studio」では、ジェンダーレス商品を販売することで過剰生産を抑え、廃棄物を出さない取組が評価されています。
日本国内においても今後若者を中心にジェンダーレスファッションの傾向は強まっていく(注2)可能性も低くはなく、ジェンダーレス市場への参入は新規事業のアイデアとして時流を合っています。
注1:Gender Neutral Clothing Market Report | Global Forecast To 2028(英語版)
注2:服の購入時にメンズ/レディース「意識しない」4割。ジェンダーレスが加速中【OMOHARA総研】
収集品の格付けサービス
米国「Certified Guaranty Company」では、複数の専門家による収集品の格付けサービスを展開しています。
在宅時間が伸びたことで家の収集品を整理(売却)する人が増えることで「適切な価値で買取をしてほしい」という需要もあり、厳正な査定を行う新規事業が人気を博しました。
国内でもリユース市場が増加(注1)しましたが、一方で消費者庁が「目安の買取価格と比べ実際の査定額が著しく低いことをきっかけにトラブルが発生(注2)」と警戒を促す等、消費者側の業者に対する不信感はぬぐい切れていません。
そのため、専門家による格付けサービスは「買い叩かれる」トラブルを避ける担保となり、一定の需要があることが見込めるのです。
注1:リユース市場規模、2.4兆円に続伸!ECやフリマアプリの成長で2025年には3.5兆円へ拡大を予測
デリバリーワーカー向けの商品開発
国内のデリバリー市場は前年比27%の約7975億円(注1)と順調ですが、利用者が増えているということは、同時に働き手も増加しているということです。このため、デリバリーワーカーのための商品開発は成長市場での新規事業アイデアとして適切だと言えます。
例えば、米国「Ebikes4Delivery」は、荷物の積みやすさ・バッテリーの持ち・パンクのしにくさ等に特化した配送専用電動自転車を開発しました。
このようなデリバリーワーカー専用グッズは未開拓の状態であり、新規参入者にも商機があります。
注1:外食・中食 調査レポート>2021年1-12月計のデリバリー市場規模は約7975億円の見込み、成長率は前年比27%増
在宅介護サービス特化型機器
日本でも高齢化社会が問題視(注1)される中で、高齢者向け事業は市場規模として拡大していく見込みがあります。在宅介護を受ける高齢者は施設入居者と比べると多い(注2)ため、在宅介護事業に取り組むことは新規事業の成功だけでなく社会への貢献にも繋がります。
米国「Kraydel」ではテレビ視聴時間の長い在宅高齢者の生活習慣に注目し、テレビへ設置するだけで映像電話や服薬・運動時間のお知らせ、検温データの管理などができる機器を開発しました。
コロナ禍で対面接触が憚れる中、リモートでも見守りや支援ができる新規事業が求められています。
注1:「高齢化率も2010年20.5%から2040年には34.6%に上昇」- 第2章 人口・経済・地域社会の将来像(内閣府)
注2:「在宅は約390万人、施設利用者は約96万人」公益財団法人 生命保険文化センター
ゴーストキッチン
既に国内でも馴染み始めているゴーストキッチン。厨房設備のみ用意すれば、他社フードデリバリーサービスを利用して消費者へ料理の提供が実現できるため、飲食業として新規事業立ち上げをするハードルは低いと言えます。
また接客を要しないため、複数ジャンルの看板(例えば、中華料理とイタリアンなど)で営業すればするほど、幅広い需要を集められるので事業の効率性が高まります。
EUROMONITOR INTERNATIONALの調査(注1)では、ゴーストキッチン市場は2030年までに世界中で1兆ドルにもなると予測されており、国内でもさらに同事業者が増えることが見込まれます。
ただし、いくら高効率と言えど味が悪ければリピートはあり得ません。料理の品質を担保(料理人の確保・ノウハウの確立)した上で新規事業の立ち上げ・拡大を目指しましょう。
注1:Ghost Kitchens, Virtual Restaurants, and a Delivery-Optimized Future – EUROMONITOR INTERNATIONAL
ECブランドの買収
米国「THRASIO」は小規模ECブランドの買収ビジネスを行っており、買収したブランド商品のマーケティング・デザインの洗練化によってさらに売上を拡大させるビジネスモデルを展開しています。
同社の買取基準は以下の通りです。
- ユニークかつ年間100万米ドル超の売上
- Amazonのカテゴリで首位を獲得している
- ユーザーレビューが良い
事業成長に限界を感じているEC出品者が、同社に買収を求めるケースが多いとのこと。国内においてもこのような出品者は少なからず存在するはずで、ブランドをゼロから構築する手間をかけず、マーケティング手法によっては売上を拡大できるため、新規事業として取り組む価値はあります。
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シニア向けコワーキング施設
老後2,000万円問題が炎上したことからも分かる通り、長寿命化による老後の収入確保は多くの人の悩みです。国外でも同様に退職後のキャリアを求める動きがあり、米国で誕生したのがシニア向けコワーキング施設の「Older Adults Technology Service(OATS)」や「Senior Planet」です。
具体的には、起業に役立つITスキルや小規模事業の立ち上げ方などの指導が提供されており、事業を収益化させることが目的の1つとされています。
広義では、高齢者向けオンラインスクール事業とも言えますが、コミュニティの創出などにも力を入れることで顧客生涯価値の高い新規事業になり得ます。
メーカーと工場のマッチングサービス
米国「Xometry」はメーカーと製造工場をマッチングする事業を行っています。この事業の価値は、商品に最適な工場をメーカーがすぐに見つけられ、工場もまた地域に埋もれずに海外も含めて取引先を拡大できる点にあります。
従来のメーカーは信用状況や技術の調査というハードルがあることで、他の工場に依頼することが困難でした。この点、同社が製造工場を代わりに調査してリスト化、需要に最適な工場をメーカーへ提案できるため、より良い取引が成立するようになったわけです。
また工場のリストが十分に集まったXometryは「メーカー発注→Xometryが受注→最適な工場へ委託」というオンデマンドサービスも展開。
先述の通り、マッチングサービスは両者のリストがなければ展開が難しいですが、新規事業として立ち上がりが成功すれば優位性の高いポジショニングを取ることができます。
オーナーチェンジ物件の不動産仲介サービス
「マイホームを購入して長期ローンを組むか、賃貸物件に住み続けるか」論争が続く中(注1)、賃貸収入を稼ぎながらマイホームを購入するという選択肢が浮上しました。それが、米国「roofstock」によるオーナーチェンジ物件の不動産仲介サービスです。
オーナーチェンジ物件とは、既に入居者のいる物件を買い取ることで、買取時点での賃貸収入が担保されたもので、自身もそこに住うことで住居を確保できます。
今後マイホームの購入を検討しているミドル世代や投資家を相手に幅広く仲介事業を行うことが可能です。
注1:「以前に比べると、当然のように住まいを購入するという流れに、変化が起きている」UR都市機構(国土交通省管轄)
自動車のオンデマンド部品製造
市場からのリクエスト増加、環境配慮(ESG投資)などを理由に欧州ではクラシックカーのレストア(新車状態にする整備)需要が高まっています。しかし、旧車の部品が良い状態で残っていることは珍しく、整備業者でも中古部品を探す場合があります。
このため、不足部品のみをオンデマンドで製造する「X8R」という新規事業が立ち上げられ、国内外を問わず発注を受けている状態です。
国内の自動車部品製造工場と提携して不足部品のオンデマンド製造を行う事業はニッチですが、だからこそ新規事業立ち上げ後に商機を掴むことができる可能性が高いと言えます。
ブログで収益を得る
低コストの新規事業アイデアの代表格として、ブログが挙げられます。ブログに限らず、オンラインビジネスでは以下の3つを販売することになります。
- 時間(コンサルティング・コーチング)
- 自社商品(ECサイト・Webサービス)
- 他社商品(アフィリエイト・広告)
ブログの場合、上記すべての商品を扱うことができる上、費用はほとんどかかりません。ただし、誰でも始められるので参入障壁が低く競争率が高いです。このため、ライバルの少ないニッチなテーマに特化したブログを考えることが重要です。
低コストかつ副業としても始められるので、時間をかけて構築していきましょう。
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オンラインコース販売・コーチング
オンラインコース・プラットフォームのお陰で、自身の知識を共有できる時代になりました。専門分野をお持ちであるならば、それをオンラインコースとして収録して販売ができます。
またリアルタイムで指導するコーチングも人気です。中小企業の経営者が学生に経営学を教えるクラスを提供したり、NLP資格をお持ちの方であれば行動心理学の見地に立って人々を支援することができるでしょう。
「教えられる知識などない」とお考えの方も多いです。しかし、世の中には思いにもよらないところに需要があります。下記の関連サイトを回遊すれば、ユニークなテーマでコーチング・オンラインコースの販売を提供している人がいることをご理解いただけるでしょう。
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ネットショップ
コロナ禍でネットショップユーザーが増えており、この新規事業を始めるにはまたとない好機です。自社商品の開発・製造・配送を全てしなくても、Amazon FBAのようなサービスを使用すれば業者がプロセスを代行してくれます。
まずは市場調査を行い、需要の高い商品を特定しましょう。Amazonや楽天、メルカリなどで売れ筋商品をチェックすれば扱う商品のアイデアを得られるでしょう。
また自社ネットショップを持たずとも、下記の関連サイトでショップを簡単に立ち上げることもできます。
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オリジナル商品の販売
他社の売れ筋商品を売るだけでなく、オリジナルブランドを立ち上げてTシャツやマグカップ、ステッカーなどを販売することもできます。デザインのみをすれば、製造〜発送までを担うプラットフォームは数多く存在するので、個人事業主でも簡単に始められます。
また、それらのプラットフォームの多くは販売時に手数料がかかるので、初期費用は不要です。優れたデザイン力がある方は挑戦してみましょう。
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Podcast(ポッドキャスト)等 音声配信
コロナ禍の影響で、2021年〜2022年に入りPodcastなどの音声配信需要は伸びています。
特に所持ユーザー数が急増していて、2019年6月と2020年6月を比較すると9.06倍になりました。(音声アプリ、ポッドキャストの利用が増加|Google ポッドキャストダウンロードユーザー数、1年で9倍! – App Ape Lab.)
音声配信で収益化をする方法には、以下のようなものがあります。
- ユーザーからの投げ銭
- 有料会員制度の導入(サブスクリプション)
- プレミアムエピソードの配信(買い切り型)
- スポンサー枠の販売
まだ日本国内ではそこまで注目されていないPodcastビジネスですが、空き時間があれば収録ができて編集も簡単なため、実は隠れた新規事業のチャンスが眠っているのです。
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グラフィックデザイン
グラフィックデザインのスキルがあれば、バナーやポスター、ロゴ、マーケティング資料やランディングページ、Webサイトなどあらゆるシーンで活躍できます。
企業のWebサイトやチラシを見てみると、ブラッシュアップできる余地を見出すことができるでしょう。そんな会社へ売り込みをかけることもできれば、クラウドソーシングサービスで受注することもできます。
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Web開発
フロントエンド・バックエンドどちらかの技術があれば、企業のWeb開発を支援するデベロッパー(開発者)として新規事業を立ち上げることができます。コーポレートサイトやECサイトなど専門があるとその分野で営業もしやすくなるのでおすすめです。
1企業1サイトの時代なので、これから技術を身につけて開発者として自立することも夢ではありません。
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SNSインフルエンサー
InstagramやTwitter、tiktokなどSNSメディアの情報を見て商品・サービスを購入する人が増加しています。美容系・ガジェット系など自身の専門テーマを決め、特化した情報発信でフォロワーを獲得。フォロワーに対して商品紹介をすることで、アフィリエイト報酬で収益を得ることができます。
またフォロワー数が増えれば、企業から広告費をもらいPR投稿をすることもできます。1投稿あたり5万円〜数百万円にもなりうるため、SNS運用は収益性の高い新規事業になり得ます。
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SNS運用代行
自らがインフルエンサーになるのではなく、個人・企業のSNSアカウントを運用し、フォロワーの増加・コンテンツの投稿などを代行することもできます。A/Bテストやキャンペーンの実施など、マーケティング知識を駆使して成果を上げることが目標です。
実績を積めば、特定のSNS運用代行者に止まらず運用コンサルタントとして活動することも可能です。
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スマホケース販売
総務省の調査によると、日本におけるモバイル端末(スマホ・ガラケー)所有者は国民96.1%(≒1億2,089万人)、そのうちスマホユーザーは83.4%(≒1億82万人)と高い数値です。
この膨大な市場へ手軽に参入するには、スマホケース販売がおすすめです。米国の事例では、ECサイト「Etsy」にて、年間6億米ドルもの売上がありました。
スマホケースに対応したプリントオンデマンドサービス(製造・販売・発送を代行してくれるサービス)を下記に示します。
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アフィリエイト
ブログやSNS、Webサイトなどで他社商品・サービスを紹介し、販売時にアフィリエイト報酬が収益となる新規事業アイデアです。参入障壁が低いので競合が多いですが、市場は大きくニッチなテーマを選べば商機があります。
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オンラインアシスタント
オンラインアシスタントは、オンライン上で事業者の経理や事務などを支援する仕事です。従来アシスタントは中規模以上の会社が多かったですが、オンラインアシスタントの存在が有名になると一人社長でも業務委託を依頼する人が増えました。
すでに支援業務の経験がある方はすぐに始めることができ、長期的にはアシスタント派遣サービスなどの事業にも発展が可能です。
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旅行先不動産所有者へのコンサルティング
コロナ禍の影響で、観光地などの不動産オーナーは経済的に打撃を受けました。この状況を打開するため、マーケティングコンサルタントに依頼する人も増えています。
WebサイトやSNSの作成・運用や顧客リストの管理、リピート率の向上などを通して、賃貸収入の増加を目指します。
インテリアデザイナー
インテリアデザイナーとして、家具のデザインを企業に提供することができます。制作実績がすでにあることが望ましいですが、ない場合は家族や知人などのために無料で制作する等から始めることができます。
「Best Accredited Colleges」には無料でインテリアデザインを学び、修了証の発行までしてもらえるオンラインコース(英語版のみ)があります。未経験の方はこういったコースから学び始めてもいいでしょう。
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ウェディングフォトグラファー
結婚式が開催しにくい現状ではありますが、2020年の婚姻組数525,490組のうち72%がフォトウェディングを実施している(注1)ことからも、ウェディングフォトの需要があることがわかります。
また、撮影1件の平均費用は21万円。このことからも顧客単価の高さが伺えます。
注1:【フォトウエディング動向調査2021】新型コロナウイルス流行や挙式・披露宴との関係は…?/フォトウエディングの実施率は72.0%。平均費用約21万円/市場規模は推計794億円
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WordPress専門コンサルタント
WordPressとは、Webサイトを構築する際に使用するCMS(Content Management System)です。2022年現在、WordPressを使用するWebサイトはぜん4割以上(注1)と多く、このCMSに特化した知識を持てばコンサルタントとしても活動できるでしょう。
具体的には、 WordPressを使ったWebサイトの構築や要望に応じてテーマ・プラグインのインストール、サイト速度の改善等を行う開発者的立ち回りが主です。
注1:Usage statistics of content management systems
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Uber等で運転代行
Uber等のサービスに登録し、空き時間に運転代行を始めることができます。運転技術はもちろん、車内の清掃・接客などが求められる点に注意しましょう。
実際に開始する前に、ガソリン代や消耗品の購入費、自動車の維持費などを考慮に入れる必要があります。ただし、新規事業としてすぐに始められる点は魅力です。
役立つ関連サイト
スマホアプリ開発者
スマホアプリを開発して販売すれば、売上金・広告費から収入を得ることができます。先ほども触れた通り、日本のスマホユーザーは1億82万人にも上り、市場規模は膨大。大ヒットするアプリを作らなくとも、生計を立てるだけの収益を狙うことは十分に可能です。
アプリ開発時に重要なのは、ニッチな需要を調査することです。人々の「こうしたい」という欲求に答え切れていない市場に向けてアプリを開発すれば、狭いコミュニティで長く愛されるアプリを作ることができます。
役立つ関連サイト
- iOSアプリの概要:App Store
- android OSアプリの概要:Android開発者へようこそ
- 学習:Udemy(アプリ開発)
ドメイン売買
ドメインとは「entrecollege.com」など、一般的にWebサイトのURLとして認識されているものです。ドメインは新しく登録する場合もあれば、過去に使用されていた中古ドメインを購入して、そのドメインでサイトを構築する場合もあります。
中古ドメインを購入する目的は、そのサイトが過去に得たリンク等を流用するため。このため、評価の高い中古ドメインを購入し、ドメインオークションサイトで販売することで収益を得ることができるのです。
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コンテンツライター
Webサイトの記事コンテンツやランディングページのセールスコピーライティングなど、ライティングスキルがあれば様々な目的のコンテンツを作成することができます。定期的に情報を発信したいが時間がないという企業も多く、執筆代行の需要は少なくありません。
また、初心者でもクラウドソーシングサイトで仕事を受注しやすいのが利点です。初めのうちは報酬額が低いですが、実績を積めば収益性の高い新規事業へと成長させることができます。
役立つ関連サイト
Web解析者
ほとんどの事業がオンラインを介していることを考えると、より多くのデータに基づき意思決定を支援するWeb解析者の存在は必要不可欠です。ビッグデータを解析し効果的なマーケティング施策に落とし込むことができれば、活躍の機会は多いでしょう。
Google AnalyticsやGoogle Search Console、他にもWeb解析ツールを駆使する技術を身につけ、データアナリストとしての依頼を受注しましょう。
役立つ関連サイト
- 受注:クラウドワークス
- 受注:work shift
- 勉強:ウェブ解析士協会
パーソナル/オンラインフィットネストレーナー
フィットネスを熟知し、ワークアウト・ダイエット等についてアドバイスができるなら、パーソナル/オンラインフィットネスの新規事業を立ち上げることができます。
コロナ禍以降、ジムやフィットネスクラブなど集団の場を避ける人も多く、オンラインフィットネスやマンツーマン指導などの需要は増加傾向。2019年には50億米ドルだったオンラインフィットネス市場は、2020年から2027年にかけて30%の年平均成長率が見込まれます。(注1)
その上パーソナルならマンションの1室があれば可能ですし、オンラインなら自室でも始めることができます。
注1:オンライン/仮想フィットネス市場は2027年まで30%のCAGRで成長すると予想されます
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カスタマーサービス
近年、カスタマーサービススタッフを自社ではなく外部に委託する企業が増えています。メールや電話でのやりとりに応じるため相応のスキルが必要ですが、在宅でも始められる上に組織を運営してスケールもしやすい事業です。
実際クラウドソーシングサイトを見ると、カスタマーサービスを個人規模で依頼している人も多く見られます。このような依頼で実績を作ることで、企業からも受注が可能となります。
役立つ関連サイト
新規事業アイデアが浮かばないならフレームワークを活用!
新規事業立ち上げ時にフレームワークを用いることで、効率的かつ正確に作業を進めることができます。
別記事【 新規事業立ち上げフレームワーク42図|分析・立案・改善に役立つ 】では、市場調査・アイデア出し・サービス構築・事業改善・組織改善の5フェーズに分けて42のフレームワークを解説しましたので、ぜひアイデアが固まった後はこちらをご活用ください!
まとめ
本記事では、2022年現在、海外で次々と立ち上げられている新規事業アイデアを紹介しました。最初にも述べた通り、新規事業はタイミングが命です。「最新」と呼べる間に起業をすることをおすすめします。
また、新規事業の立ち上げ方は【 新規事業立ち上げの手順|成功のコツとフレームワーク11つも徹底解説 】にて解説しました。アイデアが固まれば、次は手順を学びましょう。
本記事があなたの新規事業立ち上げの役に立てることを願っています!