主婦起業は失敗傾向?自宅・多忙でもできるアイデア集・成功例を紹介

コロナ禍での経済低迷に伴い、副業や起業を通じて収入を補填しようとする動きが拡大しています。こうした状況下、主婦でも起業を志す人が増えています。

しかし、主婦が起業を志す際には、詳しい手法やノウハウを確認しておかないと失敗のリスクが高まります

そこで本記事では、下記のことを解説します。

  • 主婦起業して成功するポイント
  • 主婦起業で成功確率の高いアイデア
  • 主婦起業の成功事例

主婦が起業するとは

国際的なジェンダーフリーの潮流も相まって、女性の社会進出が叫ばれています。

その一方、女性が一旦結婚や出産、また介護などの理由で社会から離れて主婦となった場合、なかなか元の職場に復帰しにくい現状があります。また、まだ小さい子どもを抱える多くの主婦にとって、すぐに外に出て働くのは難しいでしょう。

しかし、隙間時間を利用して仕事に取り組み、家計を少しでも楽にしたいと考える中、起業を志す主婦を含む女性が増えています。下記は主婦に絞った起業率統計ではありませんが、女性全体で見ると2倍弱も増加していることがわかります。

女性起業の増加
企業の女性社長比率は 7.8% – 帝国データバンク

主婦が起業する際、例えば内職感覚であったり、お小遣いを稼ぐ程度の収入を稼いでいる人もいれば、会社員時代の給与よりも多くの収入を得ている人もいます。

男女別の起業家の個人所得
男女別の起業家の個人所得 – 平成24年度中小企業白書

そして、主婦が起業するに当たっては、様々な起業のスタイルやアイデア、また成功するためのポイントがあります。成功のポイントについて、次に詳しく解説します。

主婦が起業して成功するためのポイント

多くの主婦が起業して成功を収めていますが、彼女たちに共通してみられる成功ポイントがいくつあります。

1.明確な意思とビジョン

主婦が起業する際、最初から事業環境が目の前に用意されている訳ではありません。自分の意思とビジョンをしっかりと明確に持って、事業へ取り組む姿勢が大切です。

直近の決算で過去最高の収益(*)を挙げたソフトバンクグループの孫正義氏は、事業を進めるにあたっては「誰が何といおうと、一直線に志に向かって進むこと」が大切だと述べています。

このように、明確で強い意志とビジョンがあれば、事業を推進することが可能となります。

2.周囲の協力

主婦が起業するには、周囲の理解と協力が大きなポイントとなります。

家庭を持つ訳ですから、まずは夫や子ども、両親など同居家族や、周囲の友人・知人、また副業からスタートする場合には職場の上司や同僚など、周囲の理解と応援が必須です。

以前【女性起業の成功アイデア15選|助成金や注意点をわかりやすく解説】でも解説した通り、女性起業家の35%が「起業時に同じような立場の人との交流の場が欲しかった」と感じています。

男女別の起業時に欲しかった支援(複数回答)
第2部 潜在力の発揮と中小企業の役割 – 中小企業庁

アントレカレッジでも駆け出し起業家同士で協力関係を構築できるような取り組みを行っています。起業家のコネクションが生まれることで有益な情報共有はもちろん、不安な時の相談をすることもできます。

起業を一人だけで成功させるのは困難ですので、周囲との繋がりを大切にし、むしろ追い風として活用することが大切です。

3.旺盛(おうせい)な行動力と事業企画

起業すると決意し、意思とビジョンを明確にして、周囲の理解を得られたら、後は行動あるのみです。まずは行動を起こし、「走りながら考える」といった割り切った意識が必要です。

そして、起業へ向けた行動を通じて、様々に試行錯誤しながら、常に「社会や顧客に受け入れられるにはどうすれば良いか」といった商品・サービスの企画やアイデアを常に考えます。

当スクール講師の中村は、以下のように語ります。

成功している起業家と失敗する起業家、唯一の決定的な違いを挙げるとすると、僕は【スピード】と答えます。

事業に取り掛かるスピード、改善するスピード、次の新しいビジネスに移るスピード…何においても、速い人はその分、成功しやすいと言えます。これは起業家にとって本当に重要なマインドセットです。

引用元:【スピード狂】起業家の最大の武器とは?(中村司)

何が成功するか予測することはできても、実際に始めてみるまでは分かりません。そのため、どれだけ起業に挑戦できるかが鍵となります。そして、起業には体力・気力が必要。1つの起業に5年も10年もかかっていては、成功確率を上げることはできないのです。

ポイントとしては、自分の身の回りにある不便なことを解消するためのヒントやアイデアが事業につながらないかなど、アンテナを張り巡らせながら行動していくことが大切です。

アントレカレッジでは「売れる商品・サービスを探す」技術=マーケティングについても、力を入れて指導させていただいています。マーケティングを極めれば、1人で年商1億円までは可能です。

マーケティングのノウハウは様々ですが、核となる考え方については【【要注意】商品に惚れるな!◯◯に惚れろ!(中村司)】にて解説をしていますので、こちらも参照ください。

参考:配偶者控除について

主婦が個人事業主として起業する場合、扶養(配偶者控除)から外れないためには、年間の所得を130万円未満に抑える必要があります。この点が気になる方は国税庁の【配偶者控除】に関するページを参考としてください。

主婦が起業するためのアイデア

起業にあたっては、自分の生活に密着した趣味や、これまで培った知識や経験、人脈などを活かすことが成功への近道となります。

中でも、主婦の起業としてお勧めのアイデアをいくつか挙げて解説します。

1.物販(せどり)

まず副業としてスタートする場合など、物販事業は「鉄板」といえる分野です。

物販は、簡単にいえば商品を安く仕入れ、高く売る作業です。現在では、仕入れや販売のプラットフォームとして、メルカリやヤフオクなど、資金も必要なく簡単に利用できる大手サイトがありますが、多くの利用者に支えられ、すっかり定着しています。

時間や場所の制約を受ける主婦として、気軽に始められるビジネスです。家にある不用品などを出品し、手軽に収益化することが可能です。リスクも全くないので、取り組むには最適です。

2.フランチャイズ

フランチャイズは、様々な分野のビジネスを主催する企業の本部からブランドと経営ノウハウを借受け、チェーン展開に参加することで売上げを獲得し、その一部を本部に還元するビジネス形態です。

主婦に親和性の高いフランチャイズ分野としては、サロン経営や結婚相談所などがあり、実際に多くの主婦が参加し、活躍しています。

ビジネスノウハウが確立しており、都度本部の支援と協力が得られるメリットがある反面、売上げに関係なく毎月のテナント料負担などが発生するデメリットもあります。

3.ネットショップ経営

自分の趣味などを活かして、ネットショップを開設し、運営する方法があります。

女性服や子供服、生活用品や趣味の雑貨など、様々な製品をネットで販売することで収益拡大を図ります。

最近では、無料で開設できて完成度も高く、決済機能も備わっているショップサイトが多数あるので、安心して取り組めます。

4.ライティング・翻訳や手作業

隙間時間を利用して、スキルを活かしてライティングや翻訳、また単純作業(内職系)などをコツコツと行うことで、安全・確実に収益を得ることができます。これも、時間や場所に制約がある主婦に適した分野だといえます。

仕事は、大手のクラウドソーシングサービスで膨大に掲載されているので、チェックしてみることをお勧めします。

ただし、一般的に作業単価は低く抑えられており、高額収入を得るのは難しいデメリットもあります。

5.個人塾・教室の経営

こちらも、自分のスキルや経験、ノウハウを活かして取り組める分野です。

特に主婦が強みを発揮できる分野として、ダンス教室や習字教室、またピアノ教室や料理教室など、多くの活躍分野があります。

自宅で開業できれば、コストも最小限に抑えられ、趣味と実益の両立が可能となります。
ただし、自宅を提供することで時間と場所が制約されるため、同居家族を含めた活動時間の工夫が必要となります。

この他にも多くの起業ヒントやアイデアがありますので、様々な方法で研究してみてください。

他にも成功アイデア多数

上記の他にも主婦が起業するにあたり、成功確率の高いアイデアは数多く存在します。詳細は【女性起業の成功アイデア15選|助成金や注意点をわかりやすく解説】にて解説していますので、こちらもご一読ください。

主婦起業での成功事例

次に、実際に主婦として起業し、成功している起業家・経営者の事例をいくつか取り上げます。

アイエフラッシュ:南まゆ子氏

大学卒業後、24歳で結婚を機に専業主婦となった後、美容サロンに通っていた経験を活かして自宅で美容サロンをスタート。

2010年には現在の会社を登記し、美容サロン21店舗まで拡大。美容だけでなく、こども起業塾も開講しています。

日本おひるねアート協会:青木水理氏

トリマーとして働いている中、長女の誕生を契機に保育士資格を取得し、その後長男が生まれ、ベビー向けの教室講師として活動。

ベビーの「おひるねアート」を趣味で撮り始め、それが多くの主婦に人気となったことをヒントに、写真集として出版。その後、現在の組織を立ち上げ、おひるねアート専門スタジオを開設し、精力的に活動しています。

Happy&Happyヨガ教室:たむら紗桜姫氏

出産後、子育てと就職活動にチャレンジした後、自分の好きなことを選択し、ヨガインストラクター養成口座に通って、現在のヨガ教室を開設。

2016年には一般社団法人・日本おしゃべり体操協会を設立し、運営しています。

ママのアイディア工房:鈴木未夏子氏

会社勤務を経て、3児を育てる専業主婦として過ごす中、子育て中に感じたニーズやアイデアを元に、発明学会コンクールに応募し続け、2010年から7年連続で受賞しました。

こうしたアイデアの集大成として現在の法人を立ち上げ、実際に様々な商品を企画・販売しています。

軒先株式会社:西浦明子氏

大手企業で働いた後、出産を機に退職しました。

子育てが落ち着いたタイミングで起業を考えた結果、あたりを見回したら「空き物件」がたくさんあるのに、あまり活用されていない現状にヒントを得てビジネスを企画。

現在のビジネスを起業し、「軒先パーキング」は登録企数2,500にも上っています。

今回取り上げた事例以外にも多数の成功事例がありますので、こちらも研究してみてください。

アントレカレッジの女性起業家の実践報告

最後に当スクールで成功した女性起業家の皆様の実践報告についてもまとめました。下記の記事で会員様の感想をご覧いただけます。

物販事業で月利90万達成!!浅見千晴様

売上は2,000万以上増え、創業以来一番の売上を達成!!猪口和代様

集客から販売までの流れを学ぶことが出来ました!!佐瑠女まき様

異業種の事業家・起業家と交流でき、さらに動画制作のスクールを開講することができました!有川陽子様

本業が多忙でも物販事業で利益30万以上達成!!高田夫妻

まとめ

人生にはさまざまなライフステージがあります。

女性として、また主婦として、現在の状況から起業を志すのはそう簡単ではないかも知れません。その一方、社会を取り巻く環境は激変しており、女性が活躍する機会も拡大しています。

この記事を読んで、主婦として起業するための参考としていただければ幸いです。

>『幸せな経営者』を1,000人輩出する

『幸せな経営者』を1,000人輩出する

「起業の専門学校-アントレカレッジ-」は、ただ起業家を輩出するだけの学校ではありません。

私たちは約20年もの間、多くの起業家や経営者のコンサルティングをしてきました。 そこで感じるのは、多くの日本の経営者は、売上にとらわれ「くたびれた」「不幸な」経営者ばかりだということです。そんな現状ではますます起業を志す人がいなくなってしまいます。

そこで大事なのは、まさに私たちのような「幸せな経営者」を育成することなのです。壮大なビジョンですが、決して不可能ではありません。 なぜなら、私たち自身が「幸せな経営者」だからです。

私たちがこの20年間で培ってきた経験やスキル、ノウハウを多くの人に広めていきたいと思っています。

CTR IMG