変わった仕事・意外と儲かる職種8選を紹介|副業起業向き

「本業で働きながら起業できる変わった仕事はないだろうか」
「給料が上がらないまま時間だけ拘束されている毎日を変えたい」

多様化する働き方が浸透し、企業に依存した働き方を変える会社員は少なくありません。コロナによる先行きが不安な日本経済に対して、本業以外の収入源を求めるのは自然の流れです。

ただし、多くの会社員は副業収入を求めてノマドしたり、帰宅後の時間を活用しています。高単価な仕事に人気が集中しているのが現状です。そのような背景から、変わった仕事で起業するのはいかがでしょうか?

本記事では、まだ注目されていない変わった仕事を解説。脱サラは考えていないけれど、副業や起業を考えている会社員の方はぜひ役立ててみてください。

変わった仕事とは?

変わった仕事とは?

変わった仕事とは「珍しい仕事」や「聞いたことのない仕事」です。本業を続けながら副業起業を始める場合、成果が安定してくれば独立起業も視野にある人もいるでしょう。

独立起業が視野にあれば、仕事選びは将来性のある事業が理想です。このため、この後に紹介する「変わった仕事」の選定条件を下記に記します。

1:まだ認知度の低い職業

変わった仕事は認知度の低さが条件です。

起業・副業のハードルが低く、簡単に始められる職業は飽和します。例えばYouTuberは動画撮影機材とアカウントがあればすぐ始められるため、参入者も多い傾向です。新規参入者は差別化しないと稼げません。

認知度が低いとこのような市場競争に巻き込まれないでビジネス展開できます。

2:希少価値の高い職業

変わった仕事には、希少価値の高い職業も多い傾向です。希少性の高い職業は、需要があるのに供給が足りていないのが特徴となります。

3:ブルーオーシャンな職業

変わった仕事にはブルーオーシャンな職業が多い傾向です。競合のいない、または少ない職業はなかなか見つかりません。未開拓な職業なので、初期段階で情報収集の手間ひまを考えられるでしょう。

意外と儲かる変わった仕事を8つ紹介

意外と儲かる変わった仕事を8つ紹介

それでは、意外と儲かる変わった仕事を8つ紹介しましょう。

ドローンパイロット

意外と儲かる変わった仕事として、ドローンパイロット(操縦士)が挙げられます。ドローンパイロットとは、無人飛行機のドローンをリモート操作して人力では不可能な作業を効率化する職業です。

見込める報酬平均443.8万円
希少性2021年~2027年に向けて世界レベルで成長率12.9%の職業に対して商業用ドローンパイロットが不足している状態
ビジネスチャンス太陽光発電など公共インフラの点検・農薬散布などの業務は請け負える仕事として需要あり

ドローンパイロットの特徴

ドローンパイロット業務の特徴として、次のような作業があげられます。

  • 空撮
  • 農薬散布
  • 航空測量
  • 公共インフラの点検

ドローンパイロットの仕事は、誰でも簡単にできるわけではなく、ドローンを飛行させるにあたって個人情報保護法や電波法などを理解していることが前提です。

そのため、ドローン操縦で起きるトラブルを回避する法律や、操縦法を身につけるため民間資格を取得する方法もあります。(ドローンパイロットは、安全に飛行させるための法規などを理解していれば、資格取得の必要のない職業です。)

ひよこ鑑定士

ひよこ鑑定士は、養鶏場のひよこの性別を見分ける変わった仕事です。年齢制限が25歳までと視力が1.0以上(矯正可)など制限があるため、20代前半のビジネスパーソンに向いています。

見込める報酬年収500万円~600万円
希少性ひよこ鑑定士の高齢化のため若手のひよこ鑑定士が求められている
ビジネスチャンス3年の実務経験後、ふ化場に就職して経験を積んだら海外で独立など(欧州では需要拡大しているため)

ひよこ鑑定士の特徴

ひよこ鑑定士の特徴は、公益社団法人畜産技術協会による初生雛鑑別師養成講習を5か月間受けなければならない点です。

受講後は、ふ化場で3年の実務経験を経たうえで資格取得の試験を受けられます。そのような段階を経たうえでプロになれる職業です。

レゴマスタービルダー

レゴマスタービルダーは、デンマーク生まれの世界的に有名な子供用玩具レゴブロックの作品を作る仕事です。レゴブロック職人として、本元となるレゴ社に認定された希少な職業となります。

見込める報酬平均年収400万円~500万円
希少性フリーで活動するレゴ社認定のプロビルダーは国内で数人しかいないため希少な存在
ビジネスチャンスレゴ社からレゴを活用したビジネスを認められているため、独自性のある作品によりビジネスチャンスが拡大する可能性あり

レゴマスタービルダーの特徴

レゴマスタービルダーになるには、レゴ社が主催する不定期開催のコンテストで勝ち上がる必要があります。そのため、認定機会の少ない希少な点が特徴となるでしょう。

遺品整理士

遺品整理士は、故人や遺族の意向と法規制のうえで依頼を受けて遺品を整理する職業です。死に関わる仕事として、特殊清掃員もあります。

特殊清掃員は、孤独死や自殺などで亡くなった故人の住居を清掃する仕事です。特殊清掃員は現場の清掃のため、精神的な負担も考えられるでしょう。遺品整理士のほうが取り組みやすい職業ではないでしょうか。

見込める報酬年収200万円~400万円
希少性まだ認知度が低く孤独死などで今後ニーズが高まるため参入チャンス
ビジネスチャンスコロナ禍や孤独死など、遠方の家族への訴求ができれば首都圏を中心にビジネスチャンスあり

遺品整理士の特徴

遺品整理士の特徴は、故人の残した物の整理です。家具や生活用品などを遺族の意向をふまえて整理・廃棄します。

ただし、業務に携わるには、遺品廃棄に「一般廃棄物収集運搬許可」、遺品を買い取って売るのに「古物商許可」が必要です。取得には、2カ月間の研修と入会金2万5,000円と2年間有効の会費7,000円が掛かります。

切手デザイナー

切手デザイナーは、日本郵政から発行される切手をデザインする職業です。すべて企画から制作までデザイナーが担当する職業となります。

見込める報酬非公開ですが民営化前の郵政省公務員の平均年収662万円に近いと予想される
希少性2021年時点で国内に8名しかいないため希少な職種
ビジネスチャンス採用されて切手デザイナーの実務経験があれば、日本中で自分のデザインした切手が使われる可能性あり、希少な経験として肩書になりデザイン関連でビジネスチャンスも考えられる

切手デザイナーの特徴

切手デザイナーの仕事は、求人が不定期で国内に8名しかいないため、希少性の高い事が特徴です。美術系の大学や専門学校を卒業していることと、デザイナーとして3年以上の実務経験が応募資格となります。

トラブル代行

トラブル代行とは、依頼主に代わってトラブルの示談や話し合いなどを代行する仕事です。トラブル代行は、精神的に負担のかかるトラブル処理などを依頼主に代わって対応します。

見込める報酬退職代行は1件25,000円〜
希少性対応範囲を広くして、あらゆるトラブルなど代行できれば希少性やブルーオーシャン度が高くなる
ビジネスチャンス感情的なやり取りを面倒に感じる風潮が高まればビジネスチャンスが拡大

トラブル代行の特徴

トラブル代行の特徴は、対人トラブルなどを代行する仕事です。退職代行やクレーム対応代行などから、順番待ち代行や出席代行などトラブルではない代理代行までサービス範囲が広くなります。

リファラル営業

変わった仕事のひとつ、リファラル営業とは紹介営業を指します。具体的には、商品と顧客の間に入って商談を成立させる橋渡しのような役割です。

見込める報酬商材の報酬額や稼働数による
希少性競合のいないニッチな商材を扱えばブルーオーシャンで希少性が高くなる
ビジネスチャンスネット上のアフィリエイト広告と比べ人間力も求められる。顧客満足度を高められれば紹介が紹介を生む可能性あり

リファラル営業の特徴

リファラル営業は、従業員の立場ではなく中立的な立場で顧客と商品を結びつけるのが目的です。似たようなビジネスモデルとしてアフィリエイトがあります。リファラル営業は、対面のアフィリエイト営業とも言えます。

探偵(国際的なトラブルやネットトラブルに対応が必要)

探偵は、いつの時代も需要のある変わった仕事のひとつです。探偵の仕事は、依頼の大半が対象者の身辺調査になります。とくに多いのが浮気調査などです。探偵業は、これからの時代の変化に合わせることで需要のある職業となります。

見込める報酬平均年収500万円前後
希少性時代のニーズに合った国際的な法律トラブルに対応できる能力があれば人材的に希少価値あり
ビジネスチャンス国際的な法律トラブルや事件、ネット上の情報漏えいや炎上事件などのトラブルを解決できる能力にビジネスチャンスあり

探偵の特徴

探偵業は、公的機関への開業申請が必要です。探偵業法で定められた範囲で働く必要があります。そのため、スパイのような違法な手段が規制される可能性もあるでしょう。

ただし、探偵の仕事は時代とともに需要も変化しています。インターネットやモバイル通信を利用したSNSトラブルや国際的な法律トラブルなどで需要が拡大する見込みです。

変わった仕事を選ぶメリット

変わった仕事を選ぶメリット

変わった仕事を選ぶメリットは、次の2つです。

  • 需要拡大で先駆者になれる
  • 肩書きが差別化になる

変わった仕事は、まだ認知されていない時期に始めることが条件です。将来的に需要が高まれば先駆者になれるでしょう。

また、変わった仕事は前例が少ないため、肩書が差別化に繋がります。今回紹介した変わった仕事で儲けていれば初対面の相手への独特な印象づけができるでしょう。

変わった仕事を選ぶデメリット

変わった仕事を選ぶデメリット

変わった仕事を選ぶデメリットとしては、以下のリスクが考えられます。

  • 前例が少ないため判断に迷う
  • 認知度が低いため説明に時間が掛かる

変わった仕事は、実践している先駆者が少ないため判断に迷う可能性があります。そのため、変わった仕事を実践した事例など少ない情報から判断しなければなりません。

変わった仕事は、前例がない分、ブルーオーシャンで希少性の高いビジネスチャンスを兼ねそなえています。

また、変わった仕事を始めることを身近な人に説明する場合、認知度が低いことから理解されないことも考えられます。

変わった仕事で起業することに対して、「そんな職業が上手くいくはずがない」などと、否定されることも考えられるでしょう。相手に説明するときの時間が掛かる場合は、実益を出せる根拠をデータとして用意しておくのもひとつの手です。

まとめ

今回は、副業起業を目指す会社員が始めても意外と儲かる変わった仕事について解説しました。本記事で紹介した変わった仕事は、次の条件を兼ね備えています。

  • まだ認知度の低い職業
  • 希少価値の高い職業
  • ビジネスチャンスのある職業

本記事で紹介していない変わった仕事は他にもありますが、副業起業で成果を出すには上の条件を兼ね備えている変わった仕事で手堅く成果を上げることがおすすめです。

また、将来的に本業も見据えて本気で仕事をやりたい方には【 儲かる仕事15選!コロナ禍でもお金が稼げる仕事を紹介 】という記事をおすすめします!ぜひ、こちらもご一読ください。