2022年版!りそな総合研究所の会員サービスの特徴とは?メリット・デメリットを比較

りそな総合研究所に加入するメリットをご存じでしょうか?

・何度でも専門家に相談できるサービス
・あらゆるビジネス書類を作成できるツール
・経営に役立つ最新情報を得られる
・各種有料サービスの優待割引

これらの特典があることで、りそな総合研究所は経営者にとって頼れるパートナーになるでしょう。

ちなみに「大手の銀行系の会員サービスは高額なのではないか」と考える人もいますが、初年度無料でりそな総合研究所の会員サービスを利用する方法もあります。

そこで本記事では、これから起業する人・駆け出し起業家に役立つりそな総合研究所の特徴とメリット・デメリットについて解説します。

りそな総合研究所以外の全18社起業セミナー・スクール比較もご覧ください!

りそな総合研究所とは

りそな総合研究所とは

りそな総合研究所は、りそなグループのコンサルティング会社です。年間1000件近いコンサルティングを行い、多くの企業からの信頼を得てきた実績があります。

また後継者育成・事業継承に特化したマネジメントスクールを30年以上運営しています。

りそなグループの総合力を活かし、150社を超える専門家と連携した支援体制を特徴としている会社です。

りそな総合研究所のメリット

りそな総合研究所のメリット

りそな総合研究所には、無料で使える会員サービスや情報があります。また、各種有料サービスの優待割引も用意されています。

・相談サービス
・無料ツール
・最新情報を得られる
・有料サービスの優待割引

相談サービス

駆け出し起業家には、外部の専門家と顧問契約を結ぶ余裕がありません。しかし、りそな総合研究所の会員サービスを利用すれば、いつでも専門家に相談できるのです。

・弁護士への法律相談
・社会保険労務士への人事・労務相談
・税理士や会計士への税務上の手続き相談

来社(東京・大阪・埼玉・名古屋)の場合は1回1時間、電話の場合は30分の相談に対応しています。会員は相談回数が無制限です。

日常業務の質問や経営課題、資料探しなど、気軽に相談できます。

無料ツール

りそな総合研究所のウェブサイトでは、会員限定でツールを提供しています。相談サービスと併用すると効率的です。

e-助成金補助金診断ナビくん

会員が無料で使えるツール「e-助成金補助金診断ナビくん」は受給できる可能性のある助成金を素早く診断できるツールです。質問に回答すると助成金受給の可能性が診断されます。

助成金の受給は自分で申請しなければなりませんが、相談サービスを使って社会保険労務士などの専門家に助成金受給の手続き方法を相談することもできます。

また、時間や手間を考えて、サービス提供元のSBIビジネス・ソリューションズ株式会社に申請受給の実務を有料で依頼することも可能です。

e-書式ナビくん

「e-書式ナビくん」を使えば、契約書や申請書などのビジネス書類を簡単に作成できます。

一からビジネス書類を作成するは手間がかかりますし、インターネット上の無料テンプレートは最新の法制度に対応していない可能性もあります

e-書式ナビくんには、法令文例は約3.400書式、ビジネス文例が約6,000書式掲載されているので、多くの業種で利用される書類のひな形を見つけることができます。

また、最新の法改正にもいち早く対応しているので安心して使用できます。

e-書式ナビくんから入手した契約書の書式を自社向けに調整し、法的に問題がないかどうかを、相談サービスで弁護士にチェックしてもらうこともできます。

最新情報を得られる

りそな総合研究所のウェブサイトには「経営情報サービス」があります。これは法律・人事労務・財務など経営に役立つ情報を提供するサービスです。

また、りそな総合研究所の会員は、各界の専門家を招いた定例講演会に無料で出席できます。定例講演会は、東京・大阪・埼玉などの地域で開催されています。

有料サービスの優待割引

りそな総合研究所の会員は有料サービスを優待価格で利用可能です。

優待利用が可能なサービスの例

サービス料金概要
朝食懇談会一般8,800円(税込)・会員価格5,500円(税込)朝食を食べながら講師の話を聞き、会員同士で交流
ビジネスセミナー会員は一般参加者の30%近い割引実務・モチベーションに関するビジネスセミナー
りそなマネジメントスクール一般1,320,000円(税込)・会員1,056,000円(税込)事業後継者育成のための研修プログラム。
りそな事業後継者育成オンライン講座一般660,000円(税込)・会員528,000円(税込)経営・戦略着想の基本概念などを中心に11回の講義

りそな総合研究所のデメリット

りそな総合研究所のデメリット

りそな総合研究所の会員サービスの利用を検討しているのであれば、デメリットも調べておきましょう。

・地方在住者のサポート体制
・有料サービスが多い

地方在住者のサポート体制

りそな総合研究所の拠点は東京、大阪、埼玉、名古屋にあります。そのため講演会やビジネスセミナーも主要都市のみで行われます。

定例講演会はオンラインに対応していないため、地方在住者の場合は、りそな総合研究所の会員サービスの恩恵を十分に受けられない可能性があります。

また、地方在住者が相談サービスを利用したいと思った場合、電話でしか相談できません。30分以上の相談は対面でしかできないのもデメリットです。

有料サービスが多い

りそな総合研究所では会費以外に費用がかかる有料サービスがあります。

朝食懇談会やビジネスセミナーには割引はあるものの、参加したければ有料で申し込む必要があります。また、企業信用情報の調査なども有料になります。

りそな総合研究所 会員サービスの費用

りそな総合研究所 会員サービスの費用

りそな総合研究所の会員サービスは年会費66,000円(税込)です。クレジットカードや分割払いには対応しておらず、預金口座振替・振込のみとなります。

りそな総合研究所を無料で利用する方法

りそな銀行の創業応援パックに申し込むと、りそな総合研究所の会員サービスを初年度無料で利用できます。

創業応援パックの対象は、りそな銀行に口座を持っており、法人設立1年未満の企業です。

創業応援パックを利用すると、法人向けネットバンキングの月間基本手数料が12か月無料になります。また、法人決済カードの初年度会費無料、法人向け会員制情報サイト「りそなCollaborare」などを利用できるようになります。

起業したばかりの経営者は、創業応援パックを利用することで会員費用を節約可能です。

りそな総合研究所の会員サービスの費用・期間・学べること まとめ

学べること経営者向け、若手向けなどのセグメント別や営業・マーケティングなどのテーマ別で選択可能
期間1日
費用(2022/1/20現在)セミナー例
・逆境からの挑戦 強い中小企業の在り方:無料
・ビジネス基礎力研修1日コース:27,500円
・選ばれる好印象と信頼感の作り方:29,700円

まとめ

りそな総合研究所の会員サービスは、専門家への相談サービスや各種ツールの提供、最新情報などが得られる特典を提供しています。

起業したばかりの経営者には、専門家の知見が必要になることが多いので、りそな総合研究所は頼れる存在となるでしょう。