儲かる仕事15選!コロナ禍でもお金が稼げる仕事を紹介

儲かる仕事がしたい方は、儲かる業界や職種を正しく選ぶことが大切です。各業界によって平均年収や将来性が異なるため、これからは何の仕事が儲かるのかを正しく理解しましょう。

「未来に儲かる仕事なんて分からないのでは?」と考える方もいます。しかし、現在の社会の流れや技術の発展から、今後儲かる仕事を予測することは可能です。

そこで、お金が儲かる仕事や儲からない仕事、儲かる仕事の注意点等を当記事でお伝えします。

お金が儲かる仕事の特徴6選

お金が儲かる仕事の特徴

儲かる仕事には共通点があります。ここでは、お金が儲かる仕事の特徴を6つ解説します。

市場規模が拡大している仕事

儲かる仕事の共通点として、市場規模が拡大していることが挙げられます。市場規模が拡大しているということは、それだけ需要が増化し、動くお金の規模も大きくなることを表します。

反対に、市場規模が縮小している仕事は利益化が難しく、将来性も薄いです。

AIに代替されにくい仕事

急激な技術発展で将来的にAIに代替される仕事もあります。AIによって人件費が削減される等の利点もありますが、介入の余地が需要が減少する業界も少なからず存在します。

AIに代替されにくい仕事を選択することで、遠い未来まで継続して収入を得ることが可能です。

専門性のある仕事

専門性の高い仕事は競合が少なく、儲かる仕事が多いです。一方で、誰でもできる専門性が低い仕事は、人員やサービスの代替が効くため、お金が儲かるとは言えないでしょう。

ストック型の仕事

ストック型の仕事は、事業の仕組みを作り、継続的に収益が発生するビジネスモデルを指し「サブスクリプション」とも呼ばれます。

ストック型のビジネスの場合、契約者が増えれば収益が増えるため、仕組みさえ作れれば、安定して多くの収益を得ることがすることができます。

将来的にも需要が継続する仕事

儲かる仕事をするには、将来的にも需要が長期間継続する仕事を選ぶことが大切です。需要が継続する場合、長期的に安定して稼ぐことができます。

もちろん、その瞬間の流行りを取り入れて成功しているビジネスモデルも存在しますが、長期間利益を得るためには、ビジネスモデルを変えつつ経営する必要があります。

不労所得で儲かる仕事

不労所得で儲かる仕事を選ぶと、更に得られるお金は増加します。最低限の労働で収益を得られる仕事を行うことで、時間に余裕が生まれ、他の仕事ができるためです。

他にも競合が少ないニッチ市場を狙うのも常套手段です。ライバルが少ないちょっと変わった仕事がやりたいのであれば【 変わった仕事・意外と儲かる職種8選を紹介|副業起業向き 】の記事をご一読ください!

会社員として儲かる仕事5選

会社員として儲かる

ここでは会社員として儲かる仕事を5つ解説します。

国税庁の調査によれば、令和2年時点の全体の平均給与は「433万円」、男性平均「532万円」、女性平均「293万円」となっています。この金額を念頭に置いて儲かる仕事と比較します。

総合商社

マイナビ転職のデータによれば、総合商社の平均年収は「615万円」です。また、大手の総合商社になると、平均年収で1,000万円を超える企業も存在します。

その一方で、求められるスキルが高いことも特徴です。高い営業力が必要なのはもちろん、海外転勤の可能性もあるため、決して楽に稼げる業界ではないです。

証券業界

同調査では、証券業界の平均年収は「623万円」です。また大手証券会社では平均年収で1,000万円を超える企業も存在します。その一方で証券会社はノルマが多く、激務である点も特徴です。

コンサルタント

コンサルタントは歩合制が基本です。そのため、成果を上げるほど多くの報酬を得ることが可能です。「専門コンサルタント」業の平均年収は「822万円」と高い値になっています。

医療業界

厚生労働省の調査によると、年間の医療費額の合計は、将来的に増え続ける見通しとなっています。つまり、医療業界の需要が増加するということです。

医療費の将来

勤務医の平均年収は1,000万円を越しますが、それ以外にも医薬情報担当者や薬剤師等、平均年収以上を得ている職業が多いです。

インフラ業界

インフラ業界は将来的にも需要が減少せずに、平均年収も高い業界と言えます。インフラ業界の1つである「電力・ガス・エネルギー」業界の平均年収は532万円で、儲かっていると考えられます。

未経験でも儲かる仕事3選

未経験でも儲かる

特別なスキルが無くても、社会の変化に合わせた仕事ができれば、儲かる仕事ができます。ここでは未経験で始められて、仕事をしながらノウハウを習得できる仕事を解説します。

Webサイト運営

Webサイト運営は現在のIT化に伴って、市場規模が拡大する業界と言えます。Webサイト運営の主な収入源は、広告やアフィリエイト等です。

従来はテレビメディアでの広告が主流となっていましたが、電通の調査によると2019年にはインターネット広告費がテレビメディアでの広告費を越えました。

スマートフォン普及率も年々増加していることから、これから稼げる仕事であると予想できます。収入が青天井である一方で、成果を出すまでに期間を要する場合が多いです。

動画配信

動画配信者は、自分の動画の再生に応じて配信される広告費を得ることが主な収入の1つです。

株式会社サイバーエージェントの調査によると、2021年の動画広告市場は年々増加し、2025年には2020年の3倍以上になると予測されています。そのため、動画配信の需要はこれからも増加していくでしょう。

動画広告市場規模

また現在は、視聴者からの投げ銭や有料のコミュニティ等も存在しており、動画配信で稼ぐ手段が増加している点も特徴です。

物販事業

物販事業も稼げる仕事の1つです。現在はネットショップ市場が拡大しており、店舗を持たずとも物販業を営むことができます。

EC市場規模

ネット上で取引が完結するため、固定費は少なくなり、仕入や顧客の幅は広がるため、より稼ぐチャンスがあります。

特別な資格・才能が必要な儲かる仕事3選

才能が必要な儲かる

上述の通り、専門性が高い仕事は稼げる仕事が多いです。ここでは特別な資格・才能が必要な儲かる仕事を解説します。

開業医

医師免許を取得して開業医となると、多額の収入を得ることができます。

厚生労働省が2021年に実施した「医療経済実態調査報告」によれば、開業医の平均年収は2,698万円となっています。現在は高齢化社会となり、医療の需要も増加しているため、今後も高い水準となることが予測できます。

経営コンサルタント

中小企業診断士を取得した経営コンサルタントも稼げる仕事です。

AIに代替される可能性は低いと言われているため、将来的な需要も一定数あります。経営コンサルタント自体は中小企業診断士の独占業務ではありませんが、資格を取得していることで大きな信頼感を生むでしょう。中小企業診断士の3割が年収1,000万円以上という結果も出ています。

芸術家・漫画家・音楽家

芸術家や漫画家、音楽家も成功すれば稼げる仕事です。作品が売れた際の最高到達点は数千万円となります。その一方で、成功しなかった際は中々本業とすることは難しいでしょう。

これからの時代に儲かる仕事4選

これからの時代に儲かる

儲かる仕事をするためには、これから何の業種が伸びるかを知ることが大切です。ここでは、これからの時代に儲かる仕事を解説します。

システム開発・Webサイト制作

現在進んでいるIT化に伴って、システム開発やWebサイト制作が儲かる仕事となります。会社員としてはもちろん、独立するという選択肢もあります。実際に、会社員としてプログラマー等をしている方が独立するケースも多いです。

Webマーケティング

Web業界の市場拡大に伴って、Webマーケターの需要も増加します。会社員としての働き方の他に、独立して活動することも可能です。広告運用やSNS運用、SEO対策など、幅広い知識を要します。

オンラインサロン運営

月額制のオンラインサロンもこれから儲かる仕事の1つです。

合同会社DMMの調査によると、国内のオンラインサロンの利用者数は増加傾向にあり、2025年には2021年の約2倍になると予測されています。

オンラインサロン市場規模

オンラインサロンの運営は、加入者が増加するほど収益が増加するビジネスです。

シニア向け事業

現在65歳以上の高齢者の割合は、全人口の約3割を占めます。そこで、高齢化社会に伴ったシニア向け事業も、これから儲かる仕事と言えるでしょう。代行業や福祉業等、幅広い事業に適用可能な点が特徴です。

ワクチンパスポート導入で儲かる仕事

ワクチンサポート(ワクサポ)が導入されて話題を生んでいます。儲かる仕事を見つけるには、このような社会的変化に目を向けることが大切です。

例えばワクチン接種者しか活用できないサービスの代行業を営むという選択肢が生まれます。ワクチンパスポート以外にも社会の変化に目を向け、儲かる仕事にならないかを考えましょう。

将来的に儲からなくなる仕事3選

将来的に儲からなくなる

これから儲かる仕事がある一方で、将来的に儲からなくなる仕事も存在します。ここでは、3つ解説します。

出版業

現在、日本人の活字離れが進んでいると言われています。実際に出版物の販売金額は下降傾向にあります。

出版物推定販売金額

そのため、これから出版業に参入して成功することは容易ではないと言えるでしょう。

製造業

製造業はAIによる自動化が進むことが予想されるため、工場経営の収益は向上することが予想されますが、新規での参入は難しいと言えます。

現在、製造業の事業所数は減少しています。その一方で、1事業所当たりの付加価値額は向上しており、少ない事業所が利益シェアしている状況です。そのため、新規事業が現在の製造業界に参入して、事業を継続することは容易ではないでしょう。

製造事業所数

また、AI化によって様々な設備を導入していく必要がありますが、新規で起業する方にとっては、あまりにも莫大な費用となります。

更に、GDP構成比も1990年以降微減が続いていることからも、日本においての製造業は他の業種と比較して活発でないことが分かります。

製造業GDP

仮に製造業に従業員として従事したい場合であっても、雇用数が減少するため、決して稼げる仕事とは言えなくなるでしょう。

士業の一部

弁護士や税理士の仕事の一部はAIによって代替可能であると言われています。もちろん、制度上士業が無くなる可能性は低いですが、需要は減少することが予測されます。

これから士業を目指す場合は、人間にしかできない業務に付加価値を付けることが大切となるでしょう。

儲かる仕事に関する注意点

最後に儲かる仕事の注意点を解説します。

悪質案件が増加している

儲かる事業であると謳った副業詐欺が増加しているため注意が必要です。LINEや電話等で副業ビジネスを紹介するという連絡をきっかけに、高額なセミナー参加や情報商材の販売が行われている事例が発生しています。

実際に中小企業庁や各市町村で注意喚起が行われているため、被害に遭う前に確認することがおすすめです。

なぜ儲かるのかを理解する

儲かる仕事は「なぜ儲かるのか」を理解することが重要です。経営の方針として、儲かる理由に即した意思決定をすることが重要なためです。

そのためにも、表面的な知識だけでなく、業界や社会の動向に関する知識を正しく習得しましょう。

事前準備は入念に行う

儲かる仕事と言っても、準備無しで結果を出すことは難しいです。そのため、事業を始める前は入念な事前準備を行いましょう。具体的には、競合調査や必要な知識の習得、事業計画書の作成等です。

小規模・副業からがおすすめ

事業を開始する際は、小規模・副業で始めるのがおすすめです。いくら儲かる仕事と言っても、事業を始める場合は少なからずリスクが発生します。

小規模・副業で開始することで、リスクを最小限に抑えて、安全な事業経営が可能となるのです。

しかし、副業は多くの人が挑戦しているのでレッドオーシャンであることが多いです。そこで、今はまだ参入する人の少ないちょっと意外な副業をまとめました。

ぜひ、副業をお探しの方は【 意外な副業20選|主婦OKな副業と本格的に儲かる仕事を分けて紹介 】をご覧ください!

まとめ

当記事では、儲かる仕事や衰退する仕事、儲かる仕事の注意点などを解説しました。儲かる仕事をするためには、働き方や業界選びが重要です。雇用形態やスキルの有無によって儲かる仕事の種類は変わってきます。

しかし、どのような働き方であっても稼げる仕事は存在するため、自分のスキルや働き方に合わせて、適切な仕事選びを行いましょう。