ビジネス教育出版社は、東京都千代田区に本社を置く出版社です。また人材育成にも力を入れており、以下のような事業を行っています。
・資格取得に関するe-ラーニング
・最新の金融動向が学べる金融セミナー
・FPとしての実務力を向上させるセミナー
・読者限定の無料講座
「東京の本社に行かないとサービスを受けることはできない?」と考える方もいますが、ご安心ください。
ビジネス教育出版社のサービスの多くは、オンラインでも受講できるからです。そこで、ビジネス教育出版社の特徴や、メリット・デメリットをこの記事でお伝えします。
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ビジネス教育出版社の概要
「ビジネス教育出版社」は出版業の他に人材育成にも力を入れており、以下のような事業を行っています。
・通信教育・スクーリングの開催
・研修教材・業務マニュアルの委託制作
・公開セミナーの企画・開催
いずれも金融業界向けのサービスです。
ビジネス教育出版社の特徴とは
ここでは、ビジネス教育出版社が提供するサービスの特徴を解説します。
充実した通信教育講座
ビジネス教育出版社では通信教育講座が提供されています。取り扱う分野は以下のように多岐に渡ります。
・窓口・相談業務
・預り資産
・営業・コンサルティング
・融資・審査
・リスク管理
・マネジメント・仕事術
・簿記・財務
・資格取得
・PCスキルアップ
いずれも1〜4ヵ月間を要する中長期的な講座である点も特徴です。
これから金融業界に入る方向けの「ウェブ・エクササイズ」
ビジネス教育出版社では「ウェブ・エクササイズ」の提供を行っています。
ウェブ・エクササイズとは、金融機関を目指す新人・内定者をターゲットとしたe-ラーニングシステムです。主な内容は以下2つの資格対策です。
・FP技能士
これらの対策が自宅のPCやスマホ、タブレットから可能です。
いずれも3〜6ヶ月間程度の中長期的なプログラムで、これまで20,000人以上が受講しています。
どこからでも受講可能な「ウェブセミナー・シリーズ」
ビジネス教育出版社では「ウェブセミナー・シリーズ」も提供しています。
ウェブセミナー・シリーズとは、以下4つの機能を活用し、業務知識が学べるe-ラーニングシステムです。
・音声コンテンツ
・テキストレジュメ
・確認テスト
プログラムの期間は、3ヶ月間もしくは6ヶ月間です。自宅のPCやスマホ、タブレットから視聴できます。
最新の金融動向を学ぶことができる「金融セミナー」
ビジネス教育出版社では、最新の金融動向を含む幅広い分野を取り扱うセミナーを開催しています。
例えば、以下のような講座です。
・改正民法債権法と事務取扱要領改訂の進め方
・ホテル・旅館業へのコンサルティング力の高め方
単日開催で、会場・オンラインの両方で開催されています。また、一部無料の講座もあります。
FPとしての実務力を磨ける「FP継続教育セミナー」
ビジネス教育出版社では「FP継続教育セミナー」が開催されています。以下のような、FPに係る知識全般を網羅しています。
・ライフ
・相続
・タックス
・不動産
・金融
・リスク
1講座4,400円から受講でき、会場・オンラインで開催されます。
ただし、FP試験の対策だけでなく実務内容の講座が多いです。そのため、試験対策をしたい方はウェブ・エクササイズも併用しましょう。
読者限定のインターネット無料講義
ビジネス教育出版社では、読者限定のインターネット無料講義も提供しています。ビジネス教育出版社から出版されている以下のシリーズを購入することで視聴できます。
・2020~2021証券外務員受験対策シリーズ
・令和3年版宅建受験対策シリーズ
・令和2年版宅建受験対策シリーズ
・融資力シリーズ
ビジネス教育出版社のメリット6選
ここではビジネス教育出版社を活用するメリットを6つ解説します。
金融業界に特化したプログラムを提供している
ビジネス教育出版社のサービスは金融業界に特化しています。そのため、金融業界の情報を網羅したサービスが受けられます。
自身が金融業界に身を置く場合、ビジネス教育出版社のみの活用で業務全般に係る知識を得ることができるでしょう。
オンライン上で受講することができる
ビジネス教育出版社には会場開催のプログラムも存在しますが、基本的にはオンラインで開催されます。
場所を問わずに受講できるため、地方に住んでいる方も安心です。また、ライブ形式でないプログラムも数多く存在するため、時間に囚われずに受講が可能な点も魅力です。
添削指導を受けることができる
ビジネス教育出版社の通信教育講座では添削指導も行われます。専門家の視点から課題の添削をしてもらえるため、より理解を深めることができます。
また、課題の提出もオンライン上での提出が可能なため、手間もかかりません。
効率的に学習可能なシステムが確立されている
ビジネス教育出版社のウェブ・エクササイズでは、効率的に学習できるシステムが確立されています。具体的には以下のようなシステムです。
・過去に不正解だった問題のみを出題可能
・本試験の出題システムを再現した出題プログラム
これらを活用することで、資格合格に向けて効率の良い学習をすることができます。
無料トライアルを活用できる
ビジネス教育出版社のウェブセミナー・シリーズでは14日間の無料トライアルを実施しています。
無料トライアルでは本コースの一部を受講可能です。そのため、プログラムの雰囲気を掴んでから、受講するか否かを決定することができます。
インターネット無料講義で理解を深められる
ビジネス教育出版社の資格対策本を買った方は、無料講義を受講してより理解を深めることができます。追加料金無しで利用ができるため、積極的に活用しましょう。
また、書籍自体は他の出版社の値段とそれほど変わりません。そのため、これから対策を始めたい方も、無料講座を受講するために当出版社の書籍を選択しても良いでしょう。
ビジネス教育出版社のデメリット4選
次にビジネス教育出版社のデメリットを4つ解説します。
金融セミナーの開催頻度は多くない
ビジネス教育出版社の金融セミナーは開催頻度が低いです。タイミングによっては数ヵ月間も開催されないこともあります。そのため、金融セミナーをメインで活用したい方は他のセミナーも検討しましょう。
一部会場開催のセミナーがある
ビジネス教育出版社のプログラムは、基本的にはオンライン受講が可能ですが、一部会場開催のセミナーがあります。
その場合、東京に位置するビジネス出版社セミナールームが主な開催地になります。そのため、地方住みの方は参加が難しいでしょう。
単日で学びたい方には向いてない
ビジネス教育出版社のサービスは、中長期的なプログラムが多いです。そのため、一般的なセミナーと同様に単日数時間のみで1つの内容を学びたいという方には向いていない可能性があります。
あくまで金融業界向けのプログラムである
ビジネス教育出版社は金融業界に特化したサービスを提供しています。そのため、金融業界以外の方にとってはニーズとマッチした内容でない可能性があります。
もし、金融業界以外に内容についても学びたいのであれば、他のスクール等を検討するべきです。
ビジネス教育出版社を活用する際の注意点
ビジネス教育出版社を実際に利用すると決めた際に、注意するべき事項が存在します。ここでは注意点を2点解説します。
オンラインセミナーはZoom開催
ビジネス教育出版社の、以下の2つのオンライン開催はZoomを活用します。
・金融セミナー
そのため、馴染みのない方は事前に使い方を確認しておきましょう。
端末の推奨環境が定められている
ビジネス教育出版社の各種講座はe-ラーニングシステムを使用します。このシステムには以下のような推奨環境が設定されているため、事前に確認しましょう。
・ネットワーク : ブロードバンド環境
ビジネス教育出版社のセミナー費用・期間・学べること まとめ
学べること | PCスキル、経営、リスク管理、営業など幅広いテーマから選択が可能。 |
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期間 | 単日/3ヶ月〜6ヶ月 |
費用(2022/4/4時点) | 単日セミナー例 ・トヨタ式PDCA 世界最強の現場力を学ぶコース:6,600円 ・よくわかる金融ADR制度と苦情リスク対応コース:5,940円 ・はじめてのマネジメントコース:15,130円 長期セミナー例 ・ロジカルシンキングの第一歩(3ヶ月6,600円/6ヶ月11,000円) ・決算書の読み方・活かし方(3ヶ月6,600円/6ヶ月11,000円) |
ビジネス教育出版社のセミナー費用・期間・学べること まとめ
当記事では、ビジネス教育出版社の特徴や、メリット・デメリットを解説しました。金融業界に身を置いている方にとっては、大きく成長できる場となっているため、是非活用してください。