「収益」と「利益」の違いとは?定義や違い、用語の使い道について解説

会社経営において、収益や利益は重要です。

しかしこれらの用語を誤って覚えている方も多く、混合したまま理解してしまうと誤った意思決定に繋がる恐れがあります。

そこで、収益と利益の違いやそれぞれの使い方をこの記事でお伝えします。

収益と利益の違いとは?

収益 利益 違い

収益と利益の違いについて結論から言うと、以下の通りです。

  • 収益:事業で提供した商品・サービスの対価として受け取った金額全体
  • 利益:収益(売上高)から収益を得るために使用した費用を差し引いた値

詳細な説明は以下に示します。

収益とは?

「収益」とは、事業で提供した商品・サービスの対価として受け取った金額全体を指します。

また、一概に収益と言っても以下の3つに分けることができます。

  • 営業収益:事業の主な営業活動によって得た収益
  • 営業外収益:事業の主な営業活動以外で発生した収益
  • 特別利益:営業活動以外で臨時的に発生した利益

収益は事業規模の指数となる

収益では営業活動で使用した費用を計算に入れないため、事業が成功しているか否かを判断することができません。

しかし収益は、事業規模の大きさを判断する指数となります。収益が大きいほど、大規模な事業を行っていることを意味します。そのため、自社内の経営分析や、取引先の信用力の調査等が可能です。

利益とは?

「利益」とは収益(売上高)から収益を得るために使用した費用を差し引いた値です。損益計算書上では、利益を以下の5つに分類することができます。

売上総利益

営業収益(売上高)から売上原価を差し引いた利益で「粗利」とも呼ぶ
売上総利益=営業収益(売上高)-売上原価

営業利益

売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた利益
営業利益=売上総利益-(販売費+一般管理費)

経常利益

営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いた利益
経常利益=営業利益+(営業外収益-営業外費用)

税引前当期純利益

経常利益に特別利益を加え、特別損失を差し引いた利益
税引前当期純利益=経常利益+(特別利益-特別損失)

当期純利益

税引前当期純利益から各種税金を差し引いた、事業全体の最終的な利益
当期純利益=税引前当期純利益-各種税金

利益は会社の儲けを表す指数になる

利益は収益とは違い、費用を差し引いた後の「手元に残る金額」を表すため、事業の儲けを表す指数となります。企業はこの利益を高めることを主な目的として活動します。

また、売上総利益よりも営業利益、営業利益よりも経常利益のように、複雑に計算するほどより正確な儲けを表すことが可能です。

まとめ

「収益」は事業で得た全体の金額である一方で「利益」は収益(売上高)から費用を差し引いた額です。

これらの用語は更に詳しく分けることができ、いずれも会社経営においては必須の知識であるため、しっかりと理解しましょう。

当記事では収益と利益の違いや使い方を解説したため是非参考にしてください。

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