飲食店で起業するには?具体的な準備と手続き・資格一覧を紹介

「飲食店で起業するにはどうすればいいのか?」とお悩みでしょうか。個人経営で飲食店を始めるなら一人で諸々の手続きや準備を進める必要があります。

そこで本記事では、飲食店の開業に必要な準備を6ステップで解説。また、必要・推奨の資格や手続きを一覧で紹介します。

飲食店で起業するのに必要な情報を網羅しましたので、全体像を把握するためにもご一読ください!

飲食店起業の準備を6段階で解説

飲食店で起業する流れを以下に示します。

起業するには 飲食店 準備

上記が飲食店開業の基本的な流れです。1つずつ見ていきましょう。

事業計画の作成

初めに入念な事業計画作成を行います。ここで具体的に計画を立てることで、以降は計画通りに実行するだけになります。

ここで決めるべき内容は、以下の項目です。

  • 開業時期
  • 開業方法(個人・フランチャイズなど)
  • 開業場所
  • ターゲット層
  • 営業時間
  • 回転率
  • 客単価

他にも詳細に決められる事項があれば、最初の段階で決定しておきましょう。

コンセプト・メニューの決定

事業計画で決定した事項を元に、コンセプトやメニューを決めましょう。これらを事業計画の後に決めるのは、回転率や客単価などお金に関わる事項を実現できる条件でコンセプトやメニューを考えたいからです。

例えば「ゆったり寛げるカフェ」がコンセプトにも関わらず、高回転率を目指すことは不可能です。

個人経営の良さはこだわりを出せる点にありますが、大前提として事業計画で決めた事項に現実的な条件でコンセプトやメニューを決めましょう。

物件の決定

次に飲食店を出す物件を選びます。事業計画・コンセプトに適した条件の物件を探しましょう。

また、物件選びの際には家賃や内装・外装、築年数だけでなく、周辺環境の調査も行います。決めた客層や営業時間に適しているか、コンセプトが土地に馴染んでいるかなどは開業後の業績に影響します。

資金調達

飲食店の開業資金は平均600万円です。また、30%が自己資金・70%が金融機関からの融資で調達するオーナーが多いです。

また、飲食店の開業時には以下の補助金・助成金制度が活用できるので、資金調達の際には参考にしてください。

飲食店起業に使える補助金・助成金概要
創業者向け補助金・給付金各自治体ごとに条件は異なるが、店舗借入や設備費など開業時に必須の経費を対象にした制度
ものづくり補助金斬新なアイデア、革新的なビジネスモデルに取り組む事業者を対象にした制度。飲食店の場合はメニュー開発や販路開拓などで応募可能
受動喫煙防止対策助成金受動喫煙防止のための施設設備の整備を対象にした制度。100万円が限度額

店舗の内外装工事

資金調達後、店舗契約に進みます。施工業者と打ち合わせを行い、改修工事をしましょう。

また、調理器具や食器なども仕入れる必要があります。ただ、費用をかけすぎ、開業後すぐに倒産して初期投資の回収もままならない可能性があります。

最初はリースを活用するなど、初期費用をかけない工夫をしましょう。

各種手続き

店舗の準備ができたら、飲食店開業に必要な手続きをしましょう。次項で手続きと資格をまとめているので、詳しくはそちらをご覧下さい。

これらの手続きができたら、飲食店の開業準備は完了です。後は食材の仕入れなど、メニューを提供できるように準備を進めましょう。

飲食店の起業に必要な手続き

手続きの種類対象事業者提出先提出締め切り
食品営業許可に関する申請・届出全事業者保健所施設工事完成予定日の10日前
深夜における酒類提供飲食店営業営業開始届出書24時以降に種類を提供する店舗事業者警察署開店予定日の10日前
風俗営業許可申請スナック、パブ、クラブ、キャバレー、ゲームセンター、マージャン店など警察署開店予定日の2ヶ月前
労働保険(労災・雇用)の加入従業員を雇用する店舗事業者労働基準監督署
公共職業
安定所
雇用日の翌日から10日以内
個人事業の開業届出・廃業届出等手続個人事業者税務署開業日から1ヶ月以内
社会保険加入申請書法人は必ず加入
個人は任意加入
社会保険事務所
防火・防災管理者選任(解任)届出店舗収容人数が30人以上の店舗事業者消防署開店予定日まで
防火対象物使用開始届出書東京都火災予防条例令別表第一各項に掲げる防火対象物又はその部分を使用しようとする店舗事業者消防署開店予定日の7日前
火を使用する設備等の設置(変更)届出書火を使用する設備を設置する店舗事業者消防署設備設置前まで

飲食店の起業に必要な資格

資格の種類概要
食品衛生責任者飲食店に資格保有者1人の設置必須。各都道府県の講習を受けることで取得可能。
防火管理者収容人数30人以上の店舗の場合、資格保有者1人の設置必須。各地の消防署の講習を受けることで取得可能。

飲食店で起業するには?まとめ

飲食店の起業には様々な手続きや処理が必要です。しかし最初に事業計画を入念に立てれば、後は淡々と作業を進めていくだけです。

本記事で紹介した手順を元に、着実に飲食店開業の準備を進めていきましょう。

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